テニス好きでテニスの試合をよく観戦される方ならば、鍋島 昭茂アナウンサーをご存知無い方はいないと思います。
鍋島さんは、山陽放送の元アナウンサーで、古い話で恐縮ですが、TBSの[ザ・ベストテン]などにも中継で出演されていたことを思い出します。
東京都渋谷区出身。東洋大学卒業後、1988年山陽放送にアナウンサーとして入社し、 現在はWOWOWやCSなどでスポーツ中継を担当しておられます。
私は鍋島さんの実況が大好きです。
鍋島さんが膨大なテニスの資料を読んで、勉強されていることがよくわかります。
テニスの月刊誌３誌を定期購読し、ノートに情報を書き溜めて、試合の途中でちょいちょい出てくる選手のエピソードを聞くのが大好きです！
実況する時は、解説者の前に出ず、選手を公平に実況することを心がけていると言ってた鍋島さんが、昨年の全米オープン準決勝、対ジョコビッチ戦で錦織がマッチポイントを迎え、ジョコビッチのフォアハンドがラインを外れた時に、｢勝った～！錦織が勝った～！｣と大きな声で叫んだ鍋島さんが大好きです！
実況はアナログで体温を感じます。
自分はアナログ派。だからパソコンを使わずにひたすらノートをとる。と言っていた鍋島さんに、私は強い親近感を感じます。
ネットを覗けば、深夜でもあらゆる情報を得られるこの時代に、人との繋がりに体温を求めたくなるのは無いものねだりなのかな？
とにかく私は、潔く、時に暖かい鍋島さんの実況に癒やされます。