私が中学2年からの大切な大切な唯一無二の友人、ソルジャーさん(現スフィルナさん)が7/5に亡くなりました。
4年前から彼は、目の調子が著しく悪くなったと言いSkype話すことを嫌い、やり取りはTwitterのDMが主になっていました。
彼のお母様から、彼がパソコンのメモ帳で打った『手紙』から、彼が白血病になったということを知りました。
私は、その当時頭が真っ白になったことを覚えています。
同時に、白血病の進行度がどれくらいかはわからないけれど、私にできることをしようと、私はその日から一時退院するまで、彼のお母様にお願いして、メモ帳にその日の出来事などをたっぷり綴って、お渡ししました。
一時退院した後、彼は少しながら会話もしてくれました。
どこか自分勝手な言動が多々増えているところはあったけれど、入退院を繰り返しながら、彼は自身の病気と闘っている様子でした。
私のメイン垢を彼は結局、最後の最後までフォローしてくれなかったので、私の創作垢をほぼほぼ彼とのやり取りのための垢に使っていました。
メイン垢をフォローしなかったのは、彼が私の様子が気になってしまうからだそう。
変な拘りだなぁと思いながらも、彼と話すのは、少しながらも続きました。
病気のこと、自分自身のこと、相変わらずソルジャーさんは話してくれず、病状が悪化していることすら教えてくれず、訃報を私は聞くことになりました。
ソルジャーさんのお母様の話では、昨年のお正月に左目から出血をし、右目も見えなくなってしまっていたことから、3ヶ月ほど視力を失っていたそうです。
ここ最近は体調がよくないため、診察を早めにして薬を変えてもらったところ、夜中に体調が急変して、救急車が到着する頃には、ソルジャーさんの呼吸は止まってしまっていたそうです。
それまでは、お母様とユニクロのマイクラのTシャツでも買おうかなんて、普通の話をしていたそうです。
私のことも時々話していたことを、お母様はお話ししてくれました。
ソルジャーさんという方がどんな子供で、どう育っていったのか、お母様から15年以上の彼とのやり取りの中で聞けなかったことを、たくさん聞いています。
自分のことを話したがらない、少しでも聞こうと踏み込めば怒ったような返信をする。自分勝手。
そんな彼から、私の知っている知人はみんな離れて行きました。
私はただただ、ソルジャーさんと話をする毎日が本当に楽しかったんです。
時々摩擦は起きて、ソルジャーさんはぜっっっったいに譲らないのでこちらが折れることもありましたが、そんなことは気にならないくらいの膨大な時間と文字のやり取りを、私は続けてきました。
彼は私のことをずっと大切に思ってくれていた。
私も彼のことは友人として誰よりも大切に思っていました。
ソルジャーさんと言う人間をお母様から聞いた今、ソルジャーさんが私にあれだけの興味を示してくれていた理由も、理解できました。
今はただ、ソルジャーさんのご冥福と安らかな旅立ちを祈るばかりです。
彼はコミュニケーションが苦手な人だった。
一人を好んでいたわけじゃない。
一人が好きだったわけではない。
一人にならざるをえない環境にいた。
その中で彼は何を思って生きていたのだろう。
その思いを、私は結局知ることはできなかった。
けれど彼が闘病生活の中、弱音も吐かずにいたと聞いて思った。
彼は、たった1人で闘っていたんだろうと。
たった1人で苦しみに耐えて、たった1人で暗闇の恐怖に耐えて。
そんな彼は間違いなく、気高きソルジャーだったと思う。
貴方のHNに相応しい人間であったこと、私は忘れない。