仕事始めの1月7日を終え、1月8日。
通勤中に、怪我をしました。
備忘録も兼ねて残しておこうと思います。
いつもの通勤路の、栗橋線を渡った先の高速道路の下を潜るトンネルの手前で、曲がろうとして凍っていたのか、スリップして転倒しました。
普段から気にかけていた場所だったので、尚更スリップしたことに頭が真っ白になって、転倒から地面に落ちるまでは、何が起こったのか理解できていませんでした。
転倒の際、原付のハンドルを放さなかったからか、原付も私と一緒に倒れて、私の下半身に被さる感じで、反対方向の車に突撃することはありませんでした。
また、私の後続も来ていましたが、元々下り坂でみんな徐行してくれていたために、私が転倒したのを横目に、私を避ける形で、ギリギリの車幅でしたが、通行していってくれました。
「すぐに起き上がらなきゃ、とにかくこの場から離れなきゃ迷惑がかかる!」
そう思っても体がなかなか動かなくて、無理やり体を起こしたら、左足のGパンがとても冷たくなっていました。
水たまりの上にちょうど落ちたらしい。
場所が場所だっただけに、ヘルメットは着用していたとはいえ、壁に頭をぶつけなかったのは不幸中の幸いだなと感じました。
私が原付を起こして、車の来ない反対側の坂へ移動するまで、私が来た側へ向かう車は止まったまま、渋滞になっていました。
申し訳なくて頭をひたすら下げて、車が途切れた瞬間を狙って移動。
原付を止めてから、
「仕事どうしよ……Gパンすごい濡れて冷たい……帰る?帰ってからまた行く?怪我してないよね?」
っと、一人でぶつぶつ呟きながらその場でGパンの裾を上げました。
Gパンは破れてなかったけれど、膝から出血していて、それを見てこのまま職場へ行くという選択肢はなくなりました。
とにかく、明けで家へ帰宅途中の父へ連絡。
『もしもーし?どうしたの?』(この時点で嫌な予感がしたそうです)
「あの……い、今……原付で転んで……」
『えぇ?!痛いところは?!』
「頭真っ白でわからない……膝から血は出てた……」
『職場に連絡して……いや、家に帰ってから連絡しなさい』
「それだと確実に遅いから今ここで連絡します……(左足冷たい……)」
『わかった。気をつけて帰っておいで』
「はい……」
この時点で、痛みより何より、左の裾がとにかく凍るように冷たくて震えが止まりませんでした。
何回か深呼吸してから職場へ連絡。
とても優しい男性社員の方が応対してくれて、事情を話したらめちゃめちゃ心配してくださったので、このまま帰る旨を伝えて、来た道を慎重にUターンして帰りました。
本当に痛みより何より、左足が凍るような冷たさでその痛みのほうが辛かったです。
8時半頃帰宅して、「ただいまー!リターンしました!」とリビングへ。
祖母が驚くより前に「怪我したの?」ってズボンを脱がそうとしてきたのが軽く修羅場でした。
祖母が丁寧に傷口洗ってくれて、消毒して応急手当てしてくれたので、部屋に行って脱力。
10分ぐらいで父が帰宅しました。
病院はどうしようか迷ったけど、膝出血してるし、自室でホッとしたら自覚してきたのか、打ったらしい胸が痛かったりしたので、父に話して地元の蓮江病院へ行くことになりました。
私はとても怖かったけど、原付の後ろに取り付けたBOXが、底のパッキンが折れてしまっていたので、バイク屋さんにも行くために原付で蓮江病院→バイク屋に行く、ということになりました。
父より先に着いたのですが、駐輪場の奥へ原付を止めたため、父が私の原付を見つけられず、一度電話をかけてくることに。
私は蓮江の初診の用紙に記入すること記入して、父と話をして、父は私が蓮江の診療終わるまでに用を足してくると言って別れました。
待つこと1時間ぐらいで1回目の診察、先生にレントゲンも一応取ってほしい旨を伝えて、レントゲン室に。
結果は膝も胸も骨には異常はありませんでした。
出血個所を先生に治療してもらって、サポーターをして終了。
「次は金曜日に来てね」と言われ、薬局で薬をもらって、バイク屋さんへ。
バイク屋さんの話だと、BOXは新品に取り換えないとダメと言われ、BOXは外されました。
「まだ1年経ってないのに……」
という父の言葉に、ひたすら頭を下げるしかありませんでした。
本当にごめんなさい。
ヘルメットも10年使ってボロボロだったので、ついでにってことで新しくしてくれました。
BOXは土曜日に取り付けてもらうことになり、私はそのまま慎重に慎重に帰宅。
帰ってから、疲れていて眠ってしまったのですが、夜になってから怖くて怖くて、自室で内心震えてました。
3年前にも砂利で転倒して肘を怪我しましたし、その時の怪我のほうがとても酷かったのですが、当時はさほど怖いと感じませんでした。
最初に書きましたが、場所が場所だっただけに、頭を打っていてもおかしくなかったこと。
後続の車が原付に衝突して、二次被害を起こしていた可能性が限りなく高かったこと。
何より自転車も下る場所だったし、私の前に自転車がいたから、その自転車を巻き込んでの事故になる可能性が確かにあったこと。
それらが全て起こらなかったのは、本当に本当に、ただただ不幸中の幸いとしか言えませんでした。
轢かれそうになったことも、原付で軽いスリップなんて頻繁にあったし、今回のことは、死んでいてもおかしくなかったなって思っています。
確実に、打ちどころが悪ければ死んでいたでしょう。
今回の事故だけは、本当に今後のためにも、二度はないと心に刻まなければと思いました。
あれから1週間が経って、まだ完全ではありませんがこのように書いてみましたが、まだ少し怖さは残っています。
何より、打ち身の痛みはまだ残っているし、膝も痛いです。
膝の治療が終わるまでは、自分のペースで、のんびりしていこうと思います。
※画像は私がスリップした場所です。車線の上辺りを走っていました。
2枚目は、ちょうど曲がった箇所です。