両親の離婚,子供の気持ちは? | 母と娘の関係を良くする専門カウンセラー 澤田弘子【大阪】

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「身内のことだから・・・」と誰にも相談できずに苦しんでおられませんか?
このブログでは、お母さんへの複雑な思いを抱えておられる娘さんのために書いていきます。

母娘関係改善カウンセラー☆澤田弘子です。

 

今朝、瀬戸内寂聴さんがテレビに出てらっしゃいました。

 

95歳、お元気です。

 

「週刊誌を開けば”不倫”の記事がでてますが、昔からあったもので、古くはあの”源氏物語”にもでてます」とおっしゃってました。

 

 

寂聴さんも4歳のお嬢さんを置いて家を出られたんですね。

 

不倫ではなく、ただ小説が書きたいから!ということです。

 

 

離婚に悔いははないけど、子供を置いて出たという悔いは残るとも。

 

あの頃、90年前は子供を連れて出ても食べることが難しい世の中でした。

 

父親のもとに置いて出るしか方法はなかったそうです。

 

その後、お会いになったのはお嬢さんが結婚されてからだとか。

 

20数年ぶりでもエレベーターから降りてこられたお嬢さんを一目でお分かりになったとか。

 

それからはお付き合いが始まり、今では曾孫さんまでいらっしゃるとか。

 

それでも負い目がありお嬢さんには頭が上がらないとおっしゃてました。

 

 

 

お母さんが家を出られたのが「小説家になりたい、小説を書きたい」ということはお嬢さんもお聞きになってらしたようで、ちゃんと小説家になってるので”誇らしい”と。

 

 

 

 

 

 

離婚は夫婦の問題ですが、子供の気持ちはどうだったんでしょう?

 

知人のWさんも3歳と1歳のお嬢さんを置いて離婚されました。

 

離婚の条件が「子供は置いて出る」ということだったとか。

 

資格をお持ちでしたから、教師として頑張ってこられました。

 

お嬢さんが大学生になられてお会いになり教師の目から見ても、きちんとした女子学生。

 

後からいらしたお母さんが立派に育ててくれたと感謝されてました。

 

このお二人は嫁ぎ先に子供を置いてきて正解だったケースです。

 

 

反対に実母に置いていかれ、継母に虐められて苦労をした方も多いと思います。

 

そのような方は自分を置いて出て行った母親をどう思い、どんな気持ちだったんでしょう!

 

 

母親と一緒でも幼いころに母親の再婚で、新しい父親に虐待されたり悲しい思いをした方。

 

虐待する父親を止めるでもなく一緒に「しつけ」として虐待する母親。

 

子供より男性を取り女を優先させた母親。

 

 

 

離婚はこどもが赤ん坊ならまだしも3歳くらいから思春期まではしない方がいいと思います。

 

 

20数年全く違う家庭に育った男女です、腹が立つこともあるでしょう。

 

考え方も違うでしょう。それが当たり前です。

 

自分の事でも思うようにならないことばかり、相手を変えようとしても無理です。

 

気になるところはきちんと話し合い、相手の考えも聞いて、自分の気持ちも素直に伝える。

 

こういうことができれば離婚は避けられるのでは?

 

 

 

 

偉そうに言ってますが私も離婚経験者です。

私の場合は熟年離婚ですから、子供は成人していましたし不倫ではありませんよ。

 

母娘関係や家庭関係でお困りの方、ご連絡ください。

お聴きいたします。