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しょーねんの、うた⑤(携帯小説)





無事、SMAPのコンサートも終わり
夜になりライブハウスの周りは五色のクラッカーの糸の後や
壊れた団扇の片側、ソーダやコーヒーの飲み物の缶、ホットドッグとポップコーンのお得セット500円のカスが道一杯に散乱していた。



最後、お客の帰り際を見計らってかキムタクや中居がアナウンスに声を吹き込む。




皆驚き、
前後左右に振り向き歓声を繰り返す。


まさに今日はSMAPファンにとってはたまらない1日になった



皆、パンク少年の事など忘れ、SMAPの光の余韻に浸っていた



そこに気の強そうなピンクのライダースの女の姿はなかったが
SMAPが歌い描く世界観で
ライブハウスは充分だった。



ただ最後まで、あのピンクのライダース
白のラバーソール女の正体がわからなかった



気に入らないパンク少年。
投げ飛ばされ強く背中を打った。
背中がヒリヒリするのと比例し
イライラする


少年があの場所を退かなかったのには理由があった。

しょーねんの、うた④(携帯小説)





いつの間にか
パンク少年の周りをSMAPファンが囲む

パンク少年の目が赤みを増し怖くなる。
それぞれが怒りの歌を歌いだす。


ブーイングの輪が出来上がり、彼氏、気の強そうな女の子、オバハン
約30人、
皆『ん、もう』って顔して少年をブーイングする。



一人が罵声のレベルをあげる。







人の罵声ってのは誰かがレベルをあげる。
個人では発展しないと考えている。

メディアを基本に考えると
亀田三兄弟、浜崎あゆみ。
あれも完全に偏った人間の報道で罵声のレベルをあげた。


罵声の
レベル①がヒソヒソ話
レベル②が本人に向けて
レベル③が心への傷つくように攻撃。



このレベルは果てしなく続く。





そしてレベル④に上がったパンク少年への罵声は
さらにレベルアップを重ね
とうとうSMAPファンの誰かの彼氏がパンク少年の飲みかけのカロリー、オフのコーラを蹴り跳ばした。


それをきっかけにまた罵声はレベルをあげる。
怒りの歌
怒りの歌
怒りの歌。
怒りの歌
怒りの歌
怒りの歌


そして誰かがパンク少年のヘッドホンを外す。

左と



そして左が外れた瞬間
緑一色の頭が前後に振り子した。


直後あがるSMAPファンの悲鳴にもにた怒り。
少年はSMAPファンに
ヘッドバットを食らわした。



それが引き金となり
コンサート間近にもかかわらずSMAPファンは一斉にパンク少年を捕まえようと飛び掛かる。



パンク少年は目の前の体がゴボウ見たいなSMAPファンに
アッパーを噛まし、

SMAPのグッツ
中居くんloveの旗を振り回す。


誰かがその旗の軌道を止めるまで
ブンブンブンブン振り回す。
皆たじろんでる間からピンクのライダースの右腕が
にゅっと出てきた。


そして気が強そうな女の子が旗を掴み
おもいっきり地面に少年を叩きつけた。


少年もおもいっきり地面に叩きつけられ腰をうった。

立ち上がろうとする少年に謎の女は
同じ腰に白のラバーソールでカカトオトシを食らわす。

これはたまらないと少年はゼリー見たいに体をくねらせ後ろへ下がる。


ピンクの鋲ライダースに白のラバーソール。、サラサラの黒髪




SMAPファンには似ても似つかない格好で
謎の女は少年の前に現れた。

しょーねんの、うた③(携帯小説)



痺れを切らしたキムタクファンがパンク少年に罵声を浴びせる。
カッと熱くなり、赤、青、黄、緑色のグッツが手元から溢れ落ち少年の前を踊る。

キムタクファンは

ん、もう…

とつぶやいた。


人って本当に『ん、もう』
って顔すんの知ってるか?
俺はあの顔が大嫌いだ
すべてを馬鹿にし見下している、と解釈してる

そしてその表情が俺をパンク少年へと導いた。
自分で鏡見ながら練習したが出来ない。
人が人を馬鹿にする時に出る最上級の見下し顔


ラッパーのバァニラ、アイスをど突きまわしたような糞ババアの顔。
唾はいたら
怒りの歌を歌いそう、

俺はたまに思う時がある。
誰でも殺したいぐらいムカつく人が一人か二人、人生において存在すると俺は思っている。


その時の感情や、思春期に馬鹿にされた悔しさ、怒り。
いじめの対象になった時の衝動、


皆あの怒りは何処へ行くんだろう?
理不尽な感情。誰でも皆、怒りの歌を歌える権利がある。

俺はソレを『ムカツキ哲学』と呼んでいる