叙情詩-lyric- -9ページ目

叙情詩-lyric-

since**06/02/09 produced.by 鈴彦

帰ってきたよ

君を残して旅立つ事は

まだ僕には早すぎたようだ

おかえりって

照れくさそうに言わないでも

ぎゅっと抱きしめてくれたら

それだけで

いいんだよ?

君の構えた銃で

僕を貫いてくれ

一思いに。

僕はもう

ここに未練など

ないのですから

僕が死んだら

僕の傍らにいて

泣いてくれるかい?

僕の傍らに花を供えてくれるかい?

そのときは

宜しくたのむよ…

何時の事だったでしょう

夢の世界の記憶は

忘却の彼方に

飛んでいって終ったのでしょうか

何も思い出せない

記憶から摘み出されて

しまった哀れ儚き記憶よ

何時かまた戻ってきて…

愛しい人よ

夢の中でしか

出てこないあなた

夢現の頭の中でしか

会えない夢幻世界

もっと喋りたい

もっと知りたい

いつも気紛れに出てくる

靄に包まれた頭の中で

もっと喋りたい

もっと知りたい

もっと温かさを感じていたい

あなたのことを

僕を見ないで

僕に触れないで

僕を犯さないで

深々とつもる落ち葉に

秋のたよりをもらう

空に浮かぶ鳥は

地平線に向かって

かなしそうに啼くばかり

何を追い求めて

飛んでゆくのでしょうか

雪の降る真夜中

凍て付く寒さに

流れる涙も

凍ってしまう

くらいに