このブログでは鉄道旅で知ってるとお得だと思うことを書いていきます。
対応する公式のリンクを張りながら、重要な部分をまとめます。
ひとつのパートごとに分けて投稿していきます。
いくつかのパートに分けて紹介します。
0 キホン・各きっぷの効力←このブログではココ!
1・きっぷの購入方法、割引
2・お得なきっぷ、フリーパス
3・その他雑に
それでは最初の、各きっぷ(チケット)の効力についてです。
まずは乗車券です。
乗車券は、文字通り鉄道を利用し、移動するための基本単位のチケットとなっています。
運賃は、乗車kmが長くなる事に割引率が大きくなります。
発売期間は乗車日の1ヶ月前から当日までです。
発駅→到着駅までの購入したきっぷの区間の普通列車に乗車することが出来ます。
また、後述しますが乗車券のみで乗車可能なのは各駅停車、快速列車系統の列車です。
新幹線、特急(急行も制度上存在するが定期便は現在は運行されていない)を利用する際は後述する特急券を別途で買い求める必要があります。
また、鉄道旅をする上で覚えておくといい事は、乗車距離が100km以上の乗車券は、途中下車が可能ということです。また、乗車キロによって、乗車券の効力が持続する日数も伸びます
参照リンク↓
しかし、後述する特急券を利用している際に区間内で途中下車した場合はその特急券の効力は無効となります。
また、100km以内のきっぷは基本的には下車前途無効(途中駅で降りるとその時点できっぷの効力を失う)となります。
つまり、大阪から東京までの東海道本線経由の乗車券のみを購入した際、効力がある日数内で、大阪から東京の東海道本線各駅で途中下車が自由にできるということです。
なお、その際購入した乗車券の効力で、同じ経路を経由することはできません。(分かりやすく言うと目的地の方向では無い方に同じ路線を経由して向かってはだめ)
その際は別途で乗車券を購入する必要があります。
また、その点がフリーパス(後述)とは性質が異なっています。
また、大都市近郊区間内のルールなど、色々例外があるので細かい点は下記リンクを参照してください。
↓参照↓
続いては、(在来線、新幹線とも同じ制度)特急券です。
また、特急列車は基本的に特急形車両での運行です。
特急券も、基本的には二種類に分けられます。
指定席特急券と自由席特急券です。
初めの指定席特急券は文字通り、購入すると座席指定を受けられます。購入したきっぷに記入された座席番号の席が目的地まで自分の席として着席保障となり、目的地まで確実に座っていくことができます。
また、グリーン車、グランクラスもより良いサービスを受けるために加算料金はかかりますが、基本的には指定席と同じような購入、利用方法です。
二つ目の自由席特急券は、発駅から目的地までの区間の特急列車の自由席に乗車できます。
自由席を利用する際に留意すべきことは、着席することが保証されないということです。座席がほかの利用者で埋まっていた場合、客室やデッキで立って目的地まで向かう必要があります。
しかし、指定席よりいくらかは安く、閑散期であるなら座れる公算が高いので、時によりけりです。
また、指定席特急券が列車と座席が指定されているのに対して、自由席特急券は乗車日の列車であればどの列車に乗っても大丈夫です。また、指定席券、自由席県ともに目的地以前で下車する場合はその時点で切符は効力を失います。
↓参照リンク↓
また重要なことは、特急券は乗車券と同じ区間を購入しなければいけないという訳ではなく、乗車券が複数日に跨る効力を持つ場合など、乗車券の効力の区間の範囲内で旅程に応じて特急や新幹線を分割して購入することが可能です。
また、特定特急料金という制度があり、特急列車、新幹線を制度で決められた区間や、指定された距離以内の短距離利用で特急券を、大幅な割引を受けた金額で購入できる制度です。
詳しくは下記リンクを参照してください。
↓参照リンク↓
2度目になりますが特急・新幹線を利用する際は、乗車券と特急券が合わさって初めて特急を利用する効力を発揮します。
乗車券、特急券片方のみしか持っていない場合は特急、新幹線を利用することはできません。
ただ一部には特急券を伴わず乗車券のみで特急列車に乗車できる特例も存在します。
JR北海道の石勝線、JR東の奥羽線、JR九州の佐世保線、宮崎空港線などがそれに該当します。
また近年は自由席車両は廃止縮小の傾向にあり、利用する列車に自由席が設定されているか、自由席車両が何両連結されているか確認しましょう。
~効力を上手く利用するには~
・乗車券を分割して購入するか、分割しないかを時と場合によって考える(乗車券は長ければ長いほど割引率が大きくなるため、それに途中下車の効力を利用したい場合)
・単純に往復するよりも、一筆書きで(同じ区間を経由せずに自宅発駅付近に)戻る方が安かったり、同じぐらいの値段でより多くの路線を乗り潰せる場合などがある。
例)大阪から富山・高山を観光したい場合、
大阪から高山まで富山経由だと
サンダーバード(京都線、湖西線経由)
+
つるぎ(北陸新幹線)
+
ひだ(高山本線)を乗り継ぎ
合計 12900円です。
これを単純に往復するとなると、往復割引を適用できる距離では無いので単純計算で往復25800円かかるということになります。
その場合、そのまま往復するのではなく、富山を経由した後、高山に高山本線を経由し南下します。そのまま同一の乗車券の経路として高山からさらに南下し、特急ひだ、東海道新幹線などを利用し京都方面に抜けます。
そうすると同一の乗車券の経路として、乗車券は乗車距離が長くなればなるほど割引率が大きいという特性を最大限に利用できます。また、そちらの方が幾分か割安です。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20240324/21/683ga/dc/74/j/o0873108015417049247.jpg?caw=800)
⚠️注意点⚠️
今回紹介した内容は窓口や券売機で通常の購入方法で購入した場合の効力です。
チケットレスきっぷや、乗車券と特急券が一体型のきっぷだと効力が通常のきっぷとは違います。
また、チケットレスきっぷの注意点などについてはこちらの記事で紹介しています。
ここからの内容は次に投稿する予定のブログに続きます。
また、誤り、質問がありましたらメッセージまでお願いします。