「青い瞳のキャスバル」に続き「悲しみのアルテイシア」を観た。

総監督に安彦良和を据えファーストガンダム世代には嬉しい、シャア・アズナブルが誕生するまでの物語であるが、絵コンテ、原画も安彦さんが担当しており、実に濃いガンダムワールドが展開される。


前作もそうであったが、何故ここで終わると言うタイミングでエンドロールが流れる気をひかす絶好ののタイミングである。


一旦アニメーターを止め、漫画家活動をし「クルド人の星」等を描いていたが、月刊ガンダムエースの発刊と共にまたガンダムに関わる事になる。30年以上関わるとは思わなかったであろう。低視聴率で打ち切る羽目になったのだから…。


コアなファンが増え再放送にて人気を集め、社会現象にもなったガンプラブーム…僕も小学生で、朝4時から並びガンプラを手にした口であり、模型の趣味は自動車に代わった物の、当時実践した技術が今も役に立っている。


只のロボットアニメではなく、戦争の中で不条理に遭いながらも成長して行くキャラクターの心情を描いた作風は過去に例が無かった。あの「宇宙戦艦ヤマト」も同じだったように本放送では目もくれられず、打ち切り、再放送で社会現象になった作品は「過去に無いものを創ろう」と言う信念で作られた物が多い。


何かを真似た作品は、一時は良いものの、歴史的に残る物ではない。