昨年、職場復帰をする前に、リワークと言うものに参加した。


埼玉県の精神医療センターで朝9時30分から15時までの間、うつに関して勉強したり、プログラムをこなした。復職準備コースで知り合った方々は、ほぼ同い年から人生の諸先輩の方々などさまざまであったが、皆「うつ」と言う共通の悩みで、直ぐ親しくなれた。


12年の闘病生活の中で、辛いのは家族の理解が無い事である…。


そんな中で、同じ悩みを打ち明けられる参加者の皆さん。居心地の悪い家にこもっているより、リワークに通っている時間が楽しいとさえ思えた。分かり合える友がいると言う事は、孤独感を持つ事の多い、うつ病患者には、最高の心の支えになる。


いろんなプログラムがあったが、「うつの集い」と言うのが一番好きだった。「思考記入カード」と呼ばれる紙に、気分の落ち込みがあった出来事、その時の気持ちなどを記入し、その考え方が正しいかどうか、皆でディスッカッションして落ち込みを和らげ、思考パターンの修正を図るものだ。


個人的な事柄が多いため、その日話し合った事は絶対に秘密と言うルールであるので、安心して話す事が出来た。それによって、メンバーとの信頼感が生まれ、数か月通っただけで何年も前からお付き合いしている友人の様に親しくなれた。


現に、先にリワークを卒業され、復職を果たした方々とも、連絡を取り合い食事やお茶をしたりしている。ほとんどの方が前職に復職と言う形だった中で僕だけ、再就職活動をしなければならなかったため、再就職が決まった時は、沢山のお祝いのメールを下さって、皆、自分の事の様に喜んでくれた。


発病前からの友人は勿論だが、リワークで友人となった方々は何か特別な絆で結ばれた友人であり、これからも、長いお付き合いをさせて頂きたい。


孤独ではない…。これが一番心強い。