中国の銀行口座を選ぶ上でのポイントとして下記の項目を重視しています。(通常支付宝などの決済システムは登録できないという事はないのですが、我々のような外国人は銀行によってまだ一般的に対応していない所も多いため)
○支付宝の登録ができる
○支付宝の実名認証ができる
○微信支付の登録ができる
○日本で円を引き出す時に手数料が安い
※下記に挙げる手数料は全て日本で円を引き出す際の手数料を表示しています。
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1.利便性と汎用性が最も高いのは招商銀行
中国で言う所の準四大銀行に当たります。支付宝、微信ウォレットの登録をクリアしていて日本で円を引き出す時の手数料が最も安いのが招商銀行です。サービスの評判も中国では上場ですので、中国でのメインバンクになりえる銀行です。
手数料:引出額の0.5%(最低10元)
※交通銀行もほとんど変わらない条件ですが、招商銀行と比較すると日本円を引き出す際の手数料が高いです。
こちらは引出額の1%(最低15元)+1回につき12元となっているので約2倍ですね。
2.とりあえず安定な四大銀行
中国銀行、中国工商銀行、中国建設銀行、中国農業銀行この4行が中国では4大銀行と呼ばれています。この4行については大手だけあって、支付宝や微信ウォレットの登録は安定して行う事ができるようです。
手数料については中国銀行については招商銀行と同様、他は交通銀行とほぼ同じで約2倍発生します。
中国銀行は口座開設の審査が厳しい
この中で中国銀行に限っては我々日本人からするとやり難い面もあり、口座の開設に必要な資料が他の銀行と比較すると厳しくなっています。パスポート以外にも要求されるものがあるため、人によっては開設事態が難しいこともあります。
3.頻繁に円を日本で引き出す人向け 手数料の最も安い銀行
中国光大銀行(出国+カード) 手数料月3回まで無料
華夏銀行 手数料1日1回まで無料
中国の銀行カードは基本的に銀聯カードの機能が付与されていますが、これがあると中国のキャッシュカードでも両替せずに日本のセブンイレブンなどのATMで円を直接引き出す事が可能です。
よく日本で円を引き出す場合には上記二行は手数料が安く使い易い銀行と言えるでしょう。
上記内容は私の周辺の情報とC-STUDY様を元に作成しております。最終更新2016.4