今日の本。
近くの図書館では藤岡陽子さんの蔵書が少なくて、ちょっと街の本館で見つけた本です。

お話は。
サッカーのチームでメンバーに選ばれなかった小6の男の子が、中学受験することを、自身で選んで、塾に行きたいと両親に話すところから始まります。

中卒の母親。

妹の難聴。
父親の学歴コンプレックス。
そして、塾講師の家庭問題などなど。
様々な問題の中、少年は成長していく。
感動の長編。
でも、さらっと読めて読後感はいい感じ。

もう少し、よくを言えば、母親が保育士を目指したくなっていて、そこはどうなったのか?

難聴の妹の、気持ちは?
父親のその後は?

知りたがり屋の、わがままな感想ですみません!

うちのような田舎では中学受験はほんの一握り。医者の子ぐらいなので、想像しにくい面もありました。すみません。


すべての子供にはきっと金の角あります。

みんなそれぞれね。

『みんな違ってみんないい』

が、好きな言葉です。


藤岡陽子さん、大好きな作家さんです。

今後の活躍も楽しみです。