今日の本。

表紙からして、チョット怖い感じですが、

井上荒野さんという事で。


お話しは。

ひとは、「独り」から逃れられない。

 

バイト先のコンビニに現れた女から、青年は「ある頼みごと」をされて──「ぴぴぴーズ」 

男を溺れさせる、そんな自分の体にすがって生きるしかない女は──「みみず」

 刺繍作家の女は、20年以上ともに暮らした夫の黒い過去を知ってしまい──「刺繍の本棚」

 女たちは連れ立って、「ドクターF」と名乗る男との待ち合わせに向かうが──「錠剤F」 ……ほか、あなたの孤独を掘り起こす短編10作を収録!


孤独を掘り起こす!

というよりホラーっぽい感じ。

短編なので、読みやすいけど。

孤独感というか、ひとの心の孤独をお話にしています。


これまた夏の夜にお似合いの、怖いもの見たさの本でした。


井上荒野さんの引き出しの深さを感じた一冊でした。

また、違う本も読みたいです。