若者の刑事犯罪検挙率が、戦後年々減少し続け過去最低レベルに達している。
マスメディアでは若者が犯罪をするニュースばかりが取り上げられてるのでその情報しか見ない中年以上の人達は分からないだろうがちゃんとデータを見れば分かるはずなので今更話す必要もない。
例えば1980年代に30万人いた検挙数は年々低下し2013年には一桁代に達し昨年では2万人程度であった。
その前はもっと多かったということだ。
20年の不況、そこにコロナ、格差がどんどん広がり、生活保護者は増加、こんな自民党政権下でも、若者の犯罪率は確実に減少している。
「若者の母数が少ないだけでは?」との意見もあるがキチンとデータを見れば全く当たらない事くらい分かるバカでもはずだ。
「何故、若者の犯罪率が減少しているのか?今の若者がどんどん良くなっているとしか思えない」
このように話すとある老人が
「その代わり今はネットが出てきたせいで匿名で誹謗中傷ができるようになった。」
とこのように言ってきた。
そもそも匿名なのだから年齢など分からないはずだが、その反論には「誹謗中傷は若者がしている」という前提があるのである。
果たしてそうだろうか??
もしそうだとしても「ネットの誹謗中傷は犯罪になる」という事も知らない人なのだろう。。
少し気になったので調べてみることにした!
https://www.kobe-np.co.jp/rentoku/omoshiro/202203/sp/0015132768.shtml
調べたらネットの誹謗中傷は40歳以上に多いらしい。
つまり若者が隠れて誹謗中傷をするというのは想像でしかないということだろうか。むしろ中年に多いらしい。
よく「昭和は良かった」と呟く中年以上の人達がいるこういった自分達が認めたくない事実には目を背け続けているのである。
目を背けるのは勝手であるが自分達の若者時代を盾にして、今の若者を批判するのはあまりにも大人げなさすぎるし、全く尊敬に値しないただ言いたいだけの人達だ。そういう人達を僕は老害と呼んでいる。
少なくとも「若者が犯罪をしない」という意味では若者は良くなっているし、昭和が如何に愚かな時代だったのかが分かるはずだ。
確かにSNSが出てきた事によりそこでのいじめがあることは否定しないが、ただ単にいつの時代にもいる「いじめっ子」はいるものでそれは若者の質が下がったわけではなくむしろ上がっている。
これは僕の感覚だが、例えば殴り合いの喧嘩1つとっても確実に昭和の頃と比べ減ってきていると思う。
SNSでのいじめや誹謗中傷などは見なければいいという簡単な解決策があるのだが、無視してても同じ教室、部屋、避けることのできない状態の中で物理的に危害の加わる事という事のどちらが苦痛であろうか?
言うまでもなく後者である。
よって「昔は良かったが今は~」というのは基本的に都合のいい解釈しかできない中年以上が言う事と言える。
ゆうと