ノー天気に2人の幸せと自分の幸せを望んでいたとき。


すでに、RとK子はドロ沼に足を突っ込んでいた。いや、僕も一緒に足を突っ込んでいたらしい。


そして最後の扉が開かれた。


そう、K子が1人で家に来たのだ。


そして部屋に入るなり、抱きついてきた。


マジか? ∑ヾ( ̄0 ̄;ノ


抱きしめる事も、拒否する事もできず、ただボー然とするしかなかった。


「抱きしめて・・・。」

「・・・。」

「ねぇ・・・。」


はじめてK子に女を感じてしまった俺。


どうなのコレ? すっげーエロな空気じゃね?



俺は男だーーー!



完全にパニック。。。 いや完全にK子の流れの中だ!!


断れない?いや断らねば?


ギューッ!! と ハグ ドンッ


抱きしめた  (゜ρ゜)


あぁ~、友よ許したまえ! これ以上は何もしません!!



許 し て 。



心の中で葛藤する自分に、気付いてか気付かずか


「寂しいだけじゃない、Rootsって優しいから・・・ネッ!」


K子は目を閉じて、顔をこっちへ向けた。



えっ? (T▽T;)



もうこの流れには逆らえない。


男としてこの流れで自制するのって無理よね。


自分が男であるコトを恨む。



理性が・・・



壊 れ る 。



僕はK子を抱きしめたまま、右手をK子の頬にやり


そ し て ・・・




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夜の海での友情ゴッコから、3人に穏やかな日々が訪れた。


RとK子もラブラブ、僕に彼女がいればカンペキだ~と感じていたら、


ある日突然、K子が何の前触れもなく家へ来た。



「ゴメン、急に来て。」

「いや、いいけど・・・Rは?」

「今日は1人なんだけどいいかな?」

「どうぞ。」




なんだこの空気!?なんか感じる!!

なんかヤバイ空気なんだよ!!(;°皿°)




飲み物だろ~、空気よ変われ~!! 


とにかくコーヒーを入れてみる。


そんな僕を知ってか知らずか、K子が静かに話し始めた。




「やっぱり寂しい・・・。」

「何が?Rとは上手くいってるんやろ?」

「週末はスケートで県外だから会いたい時に会えないから。」

「そう。まあ飲み物どうぞ。」




Rはシーズンオフになると、週末は県外のスケートリンクで練習していた。




「Rとはもうダメかな?って思う時がある。」

「それは、寂しいからじゃない?」

「わからなくなる時がある。」




イヤ~ヤメテ~!!Y(>_<、)Y




しばらくの間、苦手な空気が僕の部屋を支配した。




「ゴメンね。なんかいっつも迷惑かけるよね。」

「・・・いいよ。」




特に何をするわけでもなく、K子は僕の入れたコーヒーを飲んだ。


そして、悲しいオーラを放ったまま帰って行った。


ただならぬ空気に、僕は急いでRとK子の事で話をすることにした。




「Rootsくん、迷惑掛けてごめん。」

「いや、それはいいんやけど、ぶっちゃけK子とはどうなん?」

「なんか、いつもする気はないのにケンカしてしまうんよね。」

「そうなん。それはK子が寂しいのと、Rが忙しいのがあるからじゃない?」

「そうだといいんだけどね。」

「まあ、K子の事が好きって思うなら、忙しくてももう少しK子をかまってあげたら?」

「うん。そうしてみる。ゴメンね、いつもありがとう。」




その後、RとK子から「お互いを思いやりながら、やってみる。」と連絡があったので、ホッとした。




俺ってメチャええ奴やん!




恋愛ってスッパイ時もあるけどいいな~。

チクショー!俺も恋してぇ~!!(´д`lll)




ノー天気にそんな事を思いつつ、自分に彼女が出来ることを願っていた。





この後、RとK子のドロ沼に……

巻き込まれるとは思いもせずに。。。




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冬の寒~い夜、


Rから電話が鳴った。



「今日はバイト休みなん?」

「うん。どうしたん?」

「話があるけん、一緒に海に行こうや。」

「うっ、うん…。」




奴がいつもの海に行くって事は、


かなり大事な話に違いない。

内容は察しがいてんだよ~!!(((゜д゜;)))




寒い夜の海に着くなり、




「Rootsくんには悪いけど、嫉妬した。」

「うん。」

「Roootsくん、信じていいの?」

「そ、そりゃねぇ…任せる。」

「うん。分かった。」



暗黙の了解ってヤツ!?
テメー本当に俺を信じんのか!?。(°皿°;)




「K子寂しいんやから、行けや。」

「ありがとう。また、迷惑掛けるけど頼むね。」

「うん。」




海に着いて少しの時間だったけど、嬉しかった。


Rを親友だと確認できた。


この日以来、


K子はしばらく1人で家に来る事は無くなった。




あの夏が来るまで、3人は以前の関係に戻り平穏だった。




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RとK子が付き合い始めてどのくらいたっただろう。


ある日、K子から落ち込んだ声で電話があった。




「Roots、Rはスケートの練習、練習、練習で、寂しい。」




実は、Rは県内では名の知れたフィギュアスケーターだった。


秋から春にかけて、奴は毎晩のように氷の上を滑っていた為、


ガニ股になっていた。いや、K子とデートをする時間がなかったのだ。



「そっか~、じゃあ1回Rの練習を見に行ってみる?」

「えっ?」

「Rの滑りよるところを見た事ある?」

「ない。恥ずかしいって言うし。」

「じゃあ、Rに内緒で見に行ってみよ!そしたら、Rのスケートへの気持ちが少しは分かるかも知れんし、Rを見に行くことで寂しさもまぎれるかも?」

「うん。付き合ってくれる?」

「いいよ~。」



僕は軽いノリで、K子がRの練習を見に行く事に付き合うことにした。


早速、次の日の晩に某スケート場へとK子と向かった。



「寒いね~。」

「うん。中で隠れて見れる所はないん?」

「中だとばれるよ~。」



K子の意見を尊重し、外からRの練習を見ていた。



「Rのあんなに真剣なトコ、初めて見た・・・。」

「うん。」

「Rootsは知ってたの?」

「いや。スケートの事はちょくちょく聞いてたけど、ココまでとは知らんかた。」

「ありがとう(泣)」

「えっ!?なんで泣くん?」

「いろいろ嬉しかったから。」

「気にすなや!」



この頃からだったか、K子は1人で家に遊びに来るようになり、


最初は軽いノリで「RとK子の為!」とお互いと連絡を取り、お互いの悩みを聞き、


K子が1人で家に来る事も拒みはしなかった。


僕はK子に、Rにちゃんと家に来ることを知らせて来るように告げ、


僕もK子が家に来た時はRに連絡を入れていた。




もちろん、悪さも一切してません!

ホントだってば~!!ゞA=´、`=)ゞ


しかし、時がたつにつれK子の来る回数は増えていった・・・。


いくら親友とはいえK子が家に来る回数が増えるにつれ、


Rの不安や僕に対する嫉妬が生まれ3人の関係を微妙になった。




そして、Rから1本の電話が鳴った…。


あきらかにいつものRじゃなかった。

こっ、怖いよ~。 (((゜д゜;)))



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RとK子が付き合いだして数カ月たったある日の夜、


2次会の悲劇がふたたび僕を襲うことになった。


夜の11時頃だったろうか、家でゴロゴロしながらテレビを見ていた。




ピ~ンポ~ン♪




悪魔の呼び鈴が僕を呼ぶ。


覗き窓を見ると、RとK子の姿が見える。


手にはなにやらコンビニの袋。


今から我が家でデートは間違いない。

いい加減にして下さい…。 _| ̄|○




「留守中です。」

「開けて~!3人でビデオ見ようや。」




夜の11時にアポなしでビデオを見に来るRとK子。

ラブホにでも行ってください!!(。-人-。)




仕方なく2人を部屋へ入れることにした。




「起きてた~!今からタイタニック見ようや(笑)」




タイタニック?




そんなモンは2人でラブホで見てくれーーー!!

ふざけんな~!!ヾ(▼ヘ▼;)




がっ、




気がつくとテレビの前はRとK子に占領され、


僕は隅っこにあるベットへ追いやられた。


持参したビデオをセットしラブラブモード全開の2人。


あと、行き場を失った家主1人。




俺的にどうでもいい感を全開にしながらベットで横になっていると、


知らぬ間に眠りの中へと落ちて行った。


どれくらい寝てたか分からないが、目が覚めると…




「あっ、もう。Rootsが起きたらどうする??あん!」

「Rootsくんは起きないよ。K子~。」

「あっラブラブ」




起きるに起きれない・・・てか殺すぞ!?


寝るしかない!


寝れない orz




「お願いです。ラブホに早く行ってください!」




心の中で思いっきり叫んでみたが届かない。


2人の行為はエスカレート!




「あんドキドキ服は脱がさないで!起きたらコマル・・・。」

「大丈夫。」




大丈夫じゃない!起きてます!起きてますよーーー!

困ってるんだよ!!。(°皿°;)




仕方なく寝がえりをしてみる。






「えっ!」






気付いた!? どうする俺??






「Rootsくん起こして、帰る?いや、ラブホで続きしよ音譜」






死んでください。。。




「Rootsくん、起きて!」

「う・・・ん・・・?」

「Rootsくんが寝てる間に映画終わったから帰ろうわい!」

「うん。」

「お邪魔しました~。」




最初からそうせんかい!!

クソが~ボケッ!! (`ε´)




繁殖期に入った2人はこの後2,3回、人の部屋で未遂を繰り返したのだった。




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