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清々しい朝である(嵐山光三郎先生に敬意を表して)


友人四人で「白洲次郎」邸で有る「武相荘」を見学して来ました。


町田市にあり、我が家からベルランゴのベル君に乗って僅か約30km(1時間)の所です。


10台くらい停められる駐車場から敷地内へ入って行きます。

その入り口は土壁になっており古びた文字が読めます。


実はここを訪れるのは二回目です(前回は2022年5月25日)。


土壁を入ると竹藪や森が続き、この先に武相荘がありました。


左手の階段を上がります。


白壁の小屋には昔のナンバープレートのようなモノがかけてあります。


階段を上がると案外見学者さんたちがおられました。


階段の先には大きな屋根の小屋に「AKATSUKI」と社名?が入ったアイス・シェーバーが目に入りました。面白いのでちょっとばかり調べましたが、もう全く出て来ませんでした。


小屋の奥には1916年型の黒い「ペイジ」と言う車が置いてあります。










関心ありましたら指先拡大してお読みください。


白洲次郎氏と言えば英国から持って帰ったベントレー3リッター・スピード・モデルが有名ですが、吉田 茂元総理大臣のロールス・ロイスと共に以前訪問した「ワクイ・ミュージアム」で拝見しました。(下の写真)

白洲次郎氏は戦後GHQの占領下に吉田 茂の側近として活躍され、で英国人に「もっと勉強すれば英語が上手くなれる」と言ったり、マッカーサーに平気で反発したり等のエピソードは多々あります。


昭和初期の白洲次郎氏ですが、全く現代の写真と言われても見劣りしませんね。

Tシャツにジーパンです。恐らく当時Tシャツなんて有るはずも無かったでしょうね。

勿論ジーンズだって。

(写真お借りしました)


またポルシェ好きでもあって911Sに乗っておられます。

武相荘の正面玄関前ですね。

(写真お借りしました)

やはり六本木の三和自動車(みつわ)を通じて買われたのでしょうか?


黒い「ペイジ」が置いてある古屋の中には古い看板やポスターが貼ってあります。








ここが正面玄関です。


屋根をくぐるとすぐ右手に二階建ての建物があり、一階が物置になって

昔の農作業用のマシンが三台埃まみれで置いてあります。


この赤いの、レストアしたくなりました。


これは草刈機でしょうか?


農作業の道具類が立て掛けてあります。




横の階段を上がると部屋全体がホームバーになってました。


奥の壁べには天井まで届く奥様とのお写真が。


「紳士のみ」って書いてます。


素敵でシックな色合いのバーです。

鶴の首のようなビールサーバーの真鍮が良く磨かれてます。


今でも未開封のボトルが有りました。


母屋の手前にテラスがあって、その奥の部屋はランチが頂けるようになっています。




ここを買われた当時は鬱蒼とした田舎の村で、大変なご苦労があった事と想像出来ます。


ここがメインの母屋です。


ここから入ります。玄関の入り口に靴にビニール袋を被せて入ります。そして中で入館料を払うのです。






玄関入ると直ぐにリビングがリビングが広がります。


雑誌や調度品全て関心のあるモノばかりです。


古いイギリスの車雑誌やLIFE誌、開いて見たいですね。


次郎氏は全く収集家では無かったようです。


海外で出会った使用したい物だけを購入されたとか。






昭和は初期の混乱した時代に氏の活躍で池田元総理も助けられた事だと思います。

何かのご縁があれば一度おいで下さい。