こんにちは!(*^^*)

リサイクルショップで、珍しく掘り出し物を発見しました。
 (* ̄∇ ̄*)


KJワークスのガスブローバックガン、ハイキャパ1911のHWモデルです。(*^^*)
モノとしては、概ねマルイコピーですね
 ( ̄▽ ̄;)
「大量のガス漏れあり」との記載付きで、3200円でした。(*^^*)

本来、M3ライトレプリカ付きですが、別売りされてたのは安かったので目を瞑りました(笑)

ライト、使わないですし。(^_^;)

こちら、ライト無しなら市価は8800円。
3200円は安いものの、我が家にはガスブロはWAのガバがありますし、フィクスドはソーコムがあるため、使いどころはありません。
 ( ̄▽ ̄;)
なのでちょっと迷いましたが、我が家にはレンタル用のガスブロが無いことに気がつき、「じゃあ必要だよね♪」と購入に踏み切りました。(*^^*)

新人さんをサバゲ沼に引き込むには、電動ガンよりもガスブロのインパクトのほうが効果的だと思うのです。(*^^*)

しかも、以前から妄想していた、「ハイキャパフレームにミリガバスライド」をそのまま具現化したスタイル!
どんなに安いジャンクを探しても、ハイキャパとミリガバ両方買ったらこの値段では収まりません。

そして、「大量のガス漏れ」というパワーワードが気になりました(笑)

では早速、マガジンをチェック!


ガスを入れるとハイ、確かに盛大に漏れます(笑)
漏れすぎて、試し撃ちも難しいレベルです(笑)

漏れ音が煩すぎてどこから漏れてるのかわからないレベルですが、多分ボトム側で、バルブ側は大丈夫そうなので、取り合えず注入バルブ側を見ていくことにします。

マガジンについては、マルイハイキャパ用と違い艶のある黒ですが、ケースがあるわけではありません。
構造的にはハイキャパとほぼ同じと思います。
私がハイキャパを持ってたのはもう10年も前なので、記憶が怪しいですが(笑)
 (* ̄∇ ̄*)w
ネット情報ではマルイハイキャパマガジンと互換性ありとのこと。
我が家にはマルイハイキャパマガジンが無いので検証できず……
ハイキャパのないサバゲーマーって、なんかモグリ感が在りますね(笑)
 (* ̄∇ ̄*)w


では、バラしていきます。

マガジンボトムを外します。
ドライバーなどでガス注入バルブの前にあるストッパーを押し込みます。
このストッパーは、フォロワーのスプリングのテンションを受けているだけなので、かる~く押せます。(*^^*)


ストッパーを押し込みながら前方にスライドさせると外れます。


バルブは、マルイと違ってノズル頭が低いタイプなので、専用レンチがなくても普通のドライバーで開けられました。
マルイの場合、ノズル頭がドライバーにぶつかり変形する可能性があるのでお薦めしません。
※昔の記憶です。


さて、取り出した注入バルブをバラしてチェックします。
パッキンも綺麗で、特に怪しいところはありません。
ありゃ~?と思い、取り合えず組み上げ、もう一度ガスを入れてみます。

ぶしゅ~~と盛大に漏れます(笑)
 (* ̄∇ ̄*)w

しかし、この漏れ方、果たして注入バルブからの漏れだろうか?多すぎない?と思い、マガジンボトムからの漏れを疑いました。

確かめるため、もう一度ガスを注入し、漏れてる最中に、注入バルブを指でしっかり塞いでみます。
漏れ音は変わりません。

続いて、マガジンボトムとマガジン本体の隙間を塞いでみます。

音が変わりました!

漏れ箇所はこちらだったようです。( ̄▽ ̄;)

うーん、マガジンボトムのパッキンが切れてたら厄介だな~、海外製あるあるだな~、取り合えずバラしてみるか~~


………ん?

なんか、マガジンボトム、浮いてない?
 (* ̄∇ ̄*)w

まさか、原因コレ?
(* ̄∇ ̄*)ww


マガジンボトムの六角ネジを外し、一応内部をチェックしてみます。
マガジンボトム周辺のパッキンもとても綺麗でした(笑)

となると、やはり浮いてるように見えたマガジンボトムが怪しくなります。(*^^*)


ギュッと六角ネジを締めてみると、明らかに先程より隙間が減りました(笑)

ガスを入れると、ガス漏れは全くありませんでした(笑)

おい、組み立てミスじゃないか!
 (* ̄∇ ̄*)ww

出荷前にガスを少し入れて試していれば分かるはずなのに……

海外製は、このへんのチェックは省略しているようですね。(^_^;)

しかし、ということは、前オーナーはこの銃を全く撃てていなかった疑惑がでてきます(笑)

試しに測定してみると、初速は70後半がコンスタントに出ています。
ガスブロハンドガンとしては十分な値です。(*^^*)

バッバッという小気味良い、マルイらしいブローバックです。
HWモデルですが、WAと比べるとリコイルの重みは少ない気がしますが、キレの良さはこちらが上なので、サバゲでストレスなく使えるのはこちらでしょう。(*^^*)

続いて外観に移ります。


こちらのモデル、キンバー社のカスタムガン「UntraTenⅡ」モチーフにした架空銃とのこと。
 MEUピストルのようなカスタムミリガバらしいスライドに、フレームとグリップ一体のハイキャパグリップ。
グリップ側はシボ加工がしてあり、握り心地は良好です。
太さは、マルイに比べて前側が丸くなっていて握りやすく感じますが、ミリガバに慣れた私にはやはり違和感があります。(^_^;)
グロックやM9のようなダブルカアラムに慣れた方には丁度良さそうです。(*^^*)


右側面。
セーフティは片面ですが、右手でしか扱わない私にはこのほうが有りがたいです。(*^^*)

KJワークスは本来フルメタルハンドガンを製造する会社ですが、日本の正規代理店のオーダーで、スライドもフレームも、日本向けのプラスチックで製作してます。また、バルブ等も海外の高圧ガス仕様ではなく国内134a仕様になっていますので、特にハンドガンを買うときは、多少高くても国内の代理店を通したものを買ったほうが良いですね。(^_^;)

さて、スライドを外してみます。


油っ気、なし(笑)

スレも、なし(笑)

ほとんど使用されてないみたいですね(笑)
 (* ̄∇ ̄*)ww

この製品の発売は2013年ですから、外観に多少のくたびれはありますが、傷や破損はほぼ皆無です。(*^^*)


パーツ構成。
アウターバレルは多分アルミですね。(*^^*)


国内銃刀法対策なのか、アルミアウターに穴が空いてます(笑)


計ってみると、スライドはWAより重かったです。
リコイルの感触的にはWAのほうがガツンとくるので意外でした。

KJのブローバックは一気に「バッ」っと下がって「バッ」っと戻る感じなんですが、WAのほうは「バッ」っと交代したあと、「カコン!」っと親指の付け根に食い込む一押しを感じます。
好みの問題ですが、個人的にはWAのリコイルが好きです。(*^^*)


原因はおそらく、このストロークの短さにあるかと思います。
この写真がスライドを一杯まで後退させた状態です。
スライドストップを見ると分かりやすいかと思いますが、ストロークがちょっと足りてません。
これでは、ホールドオープン後にスライドを引いてスライドストップを解除することはできませんね。(^_^;)

恐らくこのストロークの差が、リコイル感の違いを生み出しているのではないでしょうか?


さてさて、思わぬ掘り出し物となったKJワークス製ハイキャパ1911。

車のメーターが8で揃った奇跡は、この予兆だったのかもしれません(笑)

リサイクルショップの店員さんは、「KJはバルブ交換難しいですから、マガジン全取っ替えになると思いますよ~」なんて言ってましたがなんてことありません、ネジ一本締めただけでした(笑)

今のところ作動良好ですが、弾道がまだ確認できていないので、また後日、弾道を確認したいと思います。(*^^*)