こんにちは。
( ̄ー ̄)
出張で横須賀に来ました。(*^^*)
横須賀は都会と言うには微妙な気がしますが、街に妙な活気があり、歩いていてとても楽しい街です。(*^^*)
べつに取り立てて何もない気がするんですけどね(←失礼)
(* ̄∇ ̄*)w
しかし横須賀に来たならば、行きたい場所がいくつかあります。
まずはそう、横須賀といえば記念艦三笠です。(*^^*)
三笠公園は夜遅くまでライトアップしてるので、到着が遅くても迫力の艦影を拝むことができます。(*^^*)
こちらは艦尾。
なんだか木製でオサレな手摺がありますが、それもそのはず。
ここが東郷提督のお部屋なんですな。
(* ̄∇ ̄*)
乗り物苦手な人には、後ろの方は酔いやすそうに思えるかもしれませんが、船で最も揺れない場所は後ろの方、それも甲板より下の海面スレスレくらいのところです。
なぜなら、機関部が大抵後ろの方にあるため、重心が後ろなんですね。
ちなみに眺めの良い艦橋は、揺れ具合からいえば最悪のポジショニングになります(笑)
三笠の副砲郡。
これでもかというほどに大砲を詰め込んで、もう中学生が考えた「最強の戦艦」って感じがしないでもありません(笑)
しかし、東郷提督はこれらの火力を最大限発揮すべく「丁の字ターン」を選択したわけですね。(*^^*)
ところで、三笠の大砲というと
① 30.5センチ40口径砲
② 15.2センチ40口径砲
③ 7.6センチ40口径砲
と三種類あるのですが、ここで「40口径ってなんぞや?」と思われる方もいるのでは?
銃でいえば、「40口径」というと一般的には「銃口の直径が100分の40インチ」という意味ですので、「約10.16ミリ」ということになりますが、この砲の口径は明らかにもっと太いですし、「じゃあ30.5センチはなんなの」ってことになりますね。
(* ̄∇ ̄*)w
解説すると、「30.5センチ」が砲口の直径、弾の太さです。
そして「40口径」というのは、「砲身の長さが砲口の直径(30.5センチ)x40である=12.2mある」という意味です。
なので、砲のスペックを「○○センチ」といわれると、どのくらいのスケールの弾頭なのかわかり、「○○口径」といわれると、どのくらい高初速で貫通力がありそうなのか、ということが分かるわけです。
ちなみに、たまに「口径20mm以下は銃で20mm以上は砲だ!」とか「いや、13ミリだ!」「30ミリだ!」という「銃か砲か論争」が起こることがありますが、海軍的には何ミリだろうが全部「Gun」と呼称します(笑)
なので、12.7mmのM2も「Gun」ですし、127mmの主砲も「Gun」です(笑)
「Canon」を英語表記で名乗る砲は見たことがありませんが、何か違いはあるのかしら(笑)
話が飛びましたが、正面から。
「宇宙戦艦ヤマト」の影響か、日本人的に「戦艦の舳先」というと、水面下がぽっこり膨らんだ「バルバスバウ」をイメージしがちかもしれませんが、三笠なんと未だに衝角、いわゆる「ラム」ちゃんがついてます(笑)
最後は必殺の突撃でもカマスつもりだったんですかね(笑)
三笠は英国製の船ですが、エギリス人もどうしてなかなか漢な、粋なマネをするじゃありませんか。(*^^*)
エギリス人の習性で、伝統に縛られているだけかもしれません(笑)
(* ̄∇ ̄*)
東郷提督が指揮を執った艦橋。
窓のある、構造物の中じゃありませんよ?
その上のオープンテラス席みたいなとこですからね(笑)
至近弾を受けると水柱を被って大変だったらしいですが、東郷提督は有名な日本海海戦では一歩も動かず、戦闘終了後に場を離れた際、東郷提督が立っていた場所だけ、靴の形に木製の甲板が乾いていたというのは有名な逸話です。(*^^*)
くう、かっこええ。
( ノД`)…
さて、三笠で熱い思いを胸に秘めたなら、裏路地を急ぎお目当ての食堂を探します。
腹が減っては戦はできませんからな。
(* ̄∇ ̄*)w
それがこちら、裏路地でやってる焼き鳥屋さん。
席はありません、みんな立ち食い(笑)
置いてある焼き鳥を勝手にとって、好きなだけ食べて、最後に串の本数x80円でお会計というシンプルなお店です(笑)
メニューは少な目ですが、焼きたての焼き鳥、上手くないわけがありません。
(* ̄∇ ̄*)
先に会計しないので、レスポンスよくヒョイパクヒョイパクしてしまい、気付けば沢山食べてしまう悪魔の課金制バイキングです(笑)
さて、今日はすっかり横須賀の街を堪能しました。(*^^*)
おかげで移動中の飛行機での、
「お飲み物は何になさいますか?」
「冷たいコーヒーで。」
「はい、お茶になります。」
「??」
「あ、すみません、リンゴジュースでしたか?」
「???
いや、冷たいコーヒーで。」
「申し訳ありません。
はい、コーヒーです。
お熱いのでお気をつけください。」
「!!?(こいつ絶対申し訳ない思ってねぇ!)」
というやきとり、もといやりとりは忘れたのでした。
(* ̄∇ ̄*)w