こんにちは!
 ( ̄ー ̄)

久しぶりにカスタムパーツを買ってみました。(*^^*)

と言っても、お金がないので予算は1000円以内です(笑)

以前から気になっていたメープルリーフのチャンバーパッキンを試してみました。(*^^*)

今回使ってみたのは「ディセプティコン」という、命中精度重視のモデルです。

これをマルイガスソーコムに試してみました。(*^^*)


ブログ仲間「たまごやき」さんの記事の影響を受けたことは内緒ですw

メープルリーフのマルイガスハンドガン/VSR-10対応チャンバーには、大きく二種類あります。

飛距離重視の「オートボット」と、命中精度重視の「ディセプティコン」です。

 さらに最近はモデルチェンジして、飛距離重視の「ワンダー」と、命中精度重視の「スーパー」になっているようです。
 主な違いは、従来パッキン右側にあった回転防止用の突起が無くなったこと。
 どうやら、最近の海外製のマルイチャンバーコピー品の中には、この突起に噛み合う窓が無くなっているらしいです。それに対応するための更新のようです。

 共通する特徴としては、飛距離重視シリーズは二又ホップ、命中精度重視シリーズは面ホップ(といってもRがついてます)になってます。
 なんか個人的には逆のイメージでしたが、そうらしいです。(^_^;)


 海外製チャンバーパッキンは個人的にはあまりイメージが良くないのですが(昔の酷い中華パッキンのイメージが強くて)、巷で評判が良いので買ってみることに。

買う際、チャンバーパッキン内部にバリがバリバリと見えたのでちょっと購入を躊躇しましたが良く考えたら国産パッキンも内部は割とバリあるよな、と思い、思いきって購入。

 それまで使っていたのはマルイ純正パッキンとうましかパッキンですが、マルイは中古のため経年でパッキンが固くなっていたのと、うましかは大きすぎるため反発力が強すぎ、構造的に貧弱なマルイガスハンドガンのホップアームは変形してしまいます。
 なので、新たなパッキン購入の必要があり、どうせなら新しいものを試してみようというわけです。
 (* ̄∇ ̄*)

 では、まずはサイズ確認から。(*^^*)


緑がメープルリーフ、黒は純正です。


タテヨコ何れもほぼ純正サイズですね。(*^^*)
これなら、ホップアームも耐えてくれそうです(笑)


うましか(青)との比較はこちら。
明らかに大きいですね(笑)
チャンバーパッキンの中には、このように敢えて大きく作り、チャンバーに「押し込む」ことで密着させ、気密をとろうと狙うタイプもあります。
気密の面では確かに有利で初速向上するのですが、そのせいでホップアームが変形しては元も子もありません。(^_^;)
アームが頑丈なVSRなら良いかもしれませんね。(*^^*)

では、さっそく組み込みます。


メープルリーフのチャンバーパッキンには、このように金属製のcリングが同封されており、ノズルとの気密を重視する場合重宝します。

一方で、ノズルと密着しすぎると作動に影響することから、これを着けない、という選択も可能です。

この調整が一段階でもできるというのは、タイトなセッティングをする場合とてもありがたいことです。(*^^*)

今回はこの有無でどのくらい気密に影響するかも測定してみます。

ついでにシールテープの効果も確認したいので、アリナシそれぞれ測定してみます。

測定はマルイベアリングバイオ0.2g弾、フロン134aを使用し10発の平均。
一発一発の間隔は5秒以上空けます。

ガスガンの初速は環境に大きく影響されるので、初速そのものは参考にならないかと思います。よって今回は「純正パッキンにシールテープ使用」した場合の数値を基準に差分を比べたいと思います。

①メープルリーフパッキン(リングなし):+4.0m/s
②メープルリーフパッキン(リングあり):+8.8m/s
③メープルリーフパッキン(リングあり)+シールテープ:+7.4m/s
④メープルリーフパッキン(リングあり)+シールテープ(少な目):+9.4m/s

メープルリーフパッキンの気密がとても優秀であることがわかります。(*^^*)
そして、Cリングの効果もとても高いことがわかりました。

また、シールテープは巻きすぎると初速が落ちてしまいました。
程よく巻いても、巻いてないときと大きく変わりませんので自信のない方はパッキンの気密性に任せたほうが無難かもしれません。
「自分で巻くことに意義がある!」という方はどうぞ(笑)

また、パッキンの効果は平均初速の向上だけでなく、一発毎の差も小さくなりました。

純正パッキンは最高初速と最低初速の差が12.2m/sもありました。
経年で気密が悪くなってるとはいえ、手痛い誤差です。

一方、メープルリーフパッキンにcリングを使用した場合の差は6.6m/sまで下がりました。
さらに、この計測した10発の中からフライヤー的な数値2発を意図的に取り除くと、初速差は1.1m/sまで下がりました。
8発がこの差分に収まるとは、不安定なリキッドチャージ式ガスガンとしては驚異の結果です(多分奇跡の記録なので、次回はどうなるか保証しかねます)。

ということで、「気密」に関して、メープルリーフパッキンはとても優秀であることがわかりました。(*^^*)

あとは気になる命中精度ですが、こちらは測定用紙を使用しての計測はできてないのですが、40~50mの距離で、「棒立ちしてる人間」ならほぼ当たるかなぁといったところでした。

風の強い中で試しましたのでなんとも言えませんが、純正パッキン程度の精度と飛距離はありそうな気がします。

今度、機会があれば良い環境下での計測をしてみたいと思います。(*^^*)

さて、今回の検証から、

①気密(初速):向上
②命中精度・飛距離:多分純正以上
③ホップアーム等他パーツへの干渉:見付からず

という結果を得ました。
コストと性能を考えると、無難にお勧めできる商品だと思います。
 (* ̄∇ ̄*)

チャンバーパッキンは比較的安価な上に、パワーと命中精度に大きく影響するパーツです。

組み込みも比較的簡単なパーツですので、お手軽にカスタマイズするには持ってこいです。(*^^*)

一方、組み込みを間違えると飛距離や命中精度だけでなく、給弾不良やノズル回りの破損など、意外と手痛い失敗をすることもありますので、組み込みには注意してくださいね。

今回はメープルリーフ製チャンバーパッキン、「ディセプティコン」の紹介でした。(*^^*)