本日再びのこんにちは!
 ( ̄ー ̄)

念願のクラウンエアコキリボルバーを手にして遊びまくっております。
 (* ̄∇ ̄*)w

さて、今まで気になっていたことを試していきます。

今回は、マルイガスパイソンとどの程度の互換性があるか?です。(*^^*)


うちのマルイガスパイソンは、サードパーティ製のリアルカート仕様になっています。

これにより、カートの装填が楽しめるだけでなく、マルイ純正シリンダーに比べてガス抜けが良くなり、パワーが上がってる……

……はずですが、もとの純正パーツはとっくに廃棄してしまい、比較はできません。
 ( ̄▽ ̄;)

現在の初速は、室温22℃、マルイ0.2g使用で平均67m/sというところ。

ガスガンとしては及第点ですかね。(*^^*)

しかし、このカート仕様マルイパイソン。

大きな欠点があります。

それは、上の写真からお分かりかと思いますが、エジェクターロッドが使えない、ということです。
 ( ノД`)…

当然ですけどねw

しかも、本物のようにカートが熱膨張しないエアガンでは、エジェクターロッドは使いどころがありません。

銃口を上に向ければスルッと排莢できちゃいます。

でも、したいじゃないですか!
 (* ̄∇ ̄*)w

そこで、マルイパイソンとクラウンパイソンのシリンダー回りの互換性を確かめます。


まずは、素直にそれぞれのシリンダーを外してみます。


マルイ側。
マルイは受け穴の径が小さく、クラウンのロッドは入りません。


次に、クラウン側。
こちらは、シリンダーが軸に対しユルユルで不安定な上に、シリンダーが若干長いのか、フレームになかなか収まりません。
押し込んだら入りそうですが、実運用に支障があるレベルなので、無加工では互換不可能と判断し壊す前に作業中断します。


エジェクターロッド比較。
長さも段差も違います。
最大の問題はネジピッチが違うため、ロッドとシリンダーは必ずセット運用しなければなりません。
シリンダー側のメスネジはクラウンはプラ、マルイは亜鉛合金で、いずれも脆いので無理に押し込んだらあっという間にナメそうです。
 ( ̄▽ ̄;)


では、根っこごとどうだ?
クラウンの方が主軸がかなり太いため、これをマルイに転用することは難しそうです。
マルイは亜鉛ですが、クラウンはプラですからね。
このくらいの太さがないと強度が確保できないのでしょう。

さて、簡単にはシリンダーは互換できないことがわかり、ちょっとしょんぼり気味です。

ですが、まだ諦めません!
お次はカートです!
 (* ̄∇ ̄*)


クラウンパイソンにクラウンカートとマルイ用カートを装填してみます。
マルイ用カートが少し長いですね。
マルイ用カートは、気密をとるため二重構造になっており、内部にバネが仕込まれて弾頭部分が前後できる仕組みになってます。
発射位置についたカートは、ハンマーが起きる際ノズルが前進してくるので、そのときにチャンバーに押し付けられ、かつ限界を迎えるとバネが縮んで弾頭がカート内に引っ込む仕組みになっているためです。
上手く使えれば気密は良さそうですが……

はい、問題発生ww
カートが発射位置の一つ手前に位置した際、後方からの差さえがなくなり、バネの力でカートは伸びきります。
そして、伸びたカートはフレームにひっかかり、シリンダーが回らず発射できませんでした。
やりたければ、カートが伸びきらないようストッパーを作るか、フレームにスロープを切ることで対処できそうですが、いまのとろ真鍮カートがそもそも優れているのか?判明しないのでやりません。

マルイ用真鍮カートを発射位置に挟み込み試射します。
上手くいくと約15m/s。
銀弾以下ですw
問題はパッキンの固さか、気密か、はたまたバレル長が短くなるからか?
わかりませんが、クラウンにわざわざ重くて高価な真鍮カートを使うことはないので、これ以上の検証を打ち切ります。
では、逆にマルイガスパイソンにクラウンカートはどうか?
カートリッジ後端のパッキンがひっかかり、上手くシリンダーが回りません。
こちらも微妙です。
クラウンと同様手順でカートを発射位置に挟み込み試射しましたが、初速37m/sと激減したので、こちらも検証打ち切りです。
マルイエアコキパイソン用のカッコ良くて安価なカートのためなら加工もやぶさかではありませんが、クラウンカートはカッコ良くはないので、ポン付けできないなら使うことはありません。
ところで、マルイガスパイソンもクラウンエアコキパイソンも、どちらも発射の際、気密確保のためノズルが前進しますが、少し違いがあります。
それは、ノズルが前進するタイミングです。
(ノズルが前進した状態)
マルイガスパイソンは、ハンマーが起きるときにノズルが前進するので、発射時は安定したテンションを得ています。
対して、クラウンエアコキパイソンは、ハンマーを起こしてもノズルは前進せず、トリガーを引いたときにノズルが前進します。

と、いうことは?

素早くトリガーを引ききると気密は高く、ゆっくりトリガーを引くと気密は低くなるのでは?

と、考え、トリガーを早く引くパターンとゆっくり引くパターンで検証してみました。

結果、ほぼ違いは出ず。
 ( ̄▽ ̄;)

感覚的には、ゆっくりトリガーを引いた方が、コンスタントに48m/s程度の初速が出た気がします。素早くトリガーを引くと、45m/s以下のフライやーが出やすく感じましたが、断言できるほどの頻度ではありませんでした。

不思議なことに、気密をとったほうが低初速になりがちに感じました。
恐らく、10才以上用リボルバーはスプリングのテンションが低いため、気密が高いとピストンの前進速度が遅くなり、短いバレルで加速しきれないのでは?と考えます。

しかし、いずれにせよ大差ありませんので、結論。

トリガーは引きやすいように引くべし!
 (* ̄∇ ̄*)w

神経質になってタイミングを逃すより、ここぞという瞬間に思いきって引き金を引きましょう。(*^^*)

ここまで検証して感じたことは、クラウンエアコキパイソンは、カートへの弾の最適位置へのセットがとても大切であるということです。

最適位置は、カート内ゴムパッキンにある、二つの段差の間でしっかりと弾の中心を挟み込むことです。
ここより手前でも奥でも、ある程度保持できてしまうのですが、これより手前で保持するとパッキン通過の抵抗が大きく、弾速が大きく落ち込みます。

さて、ここまで無加工でいろいろと試してきました。

残念なことに、マルイガスパイソンとのシリンダー、カートの互換性は確認できませんでしたが、それはそれ、情報として記録し、次に進みたいと思います。

さてさて、そろそろ切った貼ったを始めたいと思いますよー。(*^^*)