こんにちは!

最近、他のブログさんの記事を読んでいて、急激にVSRとベネリが欲しくなり、ヤフオク巡りしておりました。
 (* ̄∇ ̄*)w

VSR、いいですよねー。
安くて軽くて気持ち悪いほどに良く当たります。
APS世代には受け入れがたいライフルですw

しかし、ヤフオク漁りしていてふと気付きました。
最近使っていませんでしたが、我が家には素晴らしいライフルがあるではありませんか!

ならば、新しい銃を買うより、コイツを弄る方が先でしょう!

ということで引っ張り出してきたライフルがこちら。



 タナカワークス ペガサス式ガスボルトアクションライフル モーゼルKar98kです!

 私の大のお気に入り!
 (* ̄∇ ̄*)

 この銃、何が面白いかって名前が最高です。
 全長約1100mmと一般的なアサルトライフルより一回り大きいサイズながら、名前が

 モーゼル Kar 98 k

 訳すると

 モーゼル(社製) カラビネール(騎兵銃) 1898(年式) クルツ(短モデル)

 このタッパで短さアピールしすぎでしょう!
  (* ̄∇ ̄*)ww

 名前からすれば、フルサイズ(Gナンバー)だったらこれより二回りは大きいということになりますがw
 当時はこれでも思いきって短くした部類なのでしょうね。
 ( ̄ー ̄)

 さて、チャチャはこのくらいにして、私はこの銃にとても愛着がある(つもり)です。

 最近予算の都合で久しく新品の銃を買ってませんが、この銃は購入以来ワンオーナーでずっと付き合ってきました。

 今となってはタナカのガスボルトアクションは様々なレパートリーがありますが、このモデルはその最初のモデルで、当時世界初のガスボルトアクションと唄われておりました。
 そいつを発売前に予約注文した正真正銘の初期ロット。
 かれこれ15年ほど苦楽を共にしてきた相棒です。(*^^*)
 銃刀法改正前の製品ですので、ノーマルでも夏場は0.2gで初速130m/sを越えておりましたw
 銃刀法改正時にメーカーに送り、ノズルに詰め物をされたときは冬場でしたので、帰ってきてから恐る恐る計測すると初速40m/sと物凄い落差にびっくりしたものですw
 銃刀法改正の頃、ちょうどタナカは新発売したカートにリキッドチャージするタイプのショットガンシリーズが実銃認定されるとかされないとか不穏な空気が漂っていましたし、安全マージンを大きめにとったのでしょうね。
 ( ノД`)…

 それでもこの子を手放せなかったのは、やはり美人さんだからですよねw
 私、面食いなんです。
 (* ̄∇ ̄*)

 さて、つまらない話を長々としてしまいましたが、まずは紹介がてらこの銃を簡単にレビューしましょう。

・弾道は最悪。
・装弾数は10発と心もとなく予備マガジンも高価だが、ガス用量はあるのでマガジン二つとローダーで充分戦える。
・重いが剛性は高い。
・ガス故、操作感、トリガーフィールは最高。ボルト回りの造形はエアコキとは別次元。作動音も極小さい。
・純正スコープは1.5倍で望遠とは言いがたいが、意外と使いやすく人によってはハマる。

と、いったところで、命中精度の低ささえ克服できればなかなか良い銃と思います。

 何よりカッコイイ。
 (* ̄∇ ̄*)

 命中精度も、近距離では結構良くて、20~30mあたりからホップがかかりはじめるとランダムスピンで弾が敵を避けていく感じですw
 (* ̄∇ ̄*)w

 で、久しぶりに遊んでいたのですが、ウチの個体はしばらく前からボルト回りに不具合を抱えていました。
 最近サバゲでは使っていなかったので放置してましたが、この機会に直してやろうと思います。

 さて、では我が家の98kの症状ですが、ボルトが固定されません。
 同様の症状抱えてる方はどのくらいいるのでしょう?
 回りに98使いが少ないのであまり聞きません。

こちらが98kのボルト回りです。
一般的にボルトアクションはボルトを引く際、ハンドルを約90度起こしますよね。
そのとき、モーゼル式はハンドルが回転しつつ後退し、ストライカーを起こします。
上の写真はストライカーが起きた状態。
つまり、ボルトを起こした時点で撃鉄が起きるので、ボルトを引く操作は純粋に次弾の装填
のみを司ります。

しかし、我が家のボルトは、なぜかこの通りボルトが固定されずクルリンと回転してしまうのです。
これではレールとガイドが噛み合わないので、ボルトを閉鎖できません。

ということで、まずはボルトの固定がどのようになされているか確認してみます。

ストライカーを外して下から見ています。
写真上部の突起、これがボルトの回転を止めるストッパーです。
上の写真のように、ストッパーが前進すると、奥から突起が出てきてボルトの窪みに引っ掛かり、回転を止めます。
そしてボルトが閉鎖させると、この突起はレシーバーに押し付けられて後退し、ストッパーが外れてボルトが回転できるようになる仕組みです。


 我が家の個体を良く見てみると、ストッパーが前進しきっていないことがわかります。
 ゴミが詰まってる可能性がありますので、まずは掃除してやります。
 そしてゴミを除去しても完全にストッパーが前進しないことがわかりましたので、得意のバネ下に詰め物でバネのテンションを上げて対応します。
 (* ̄∇ ̄*)


 径が合いそうな、適当なワッシャーをいくつか放り込みます。


 ストッパーが完全に前進することが確認してできました!
 (* ̄∇ ̄*)

 このボルトを組んでみたところ、症状についてはほぼ改善しました。

 こうして作動面の不安をひとつ取り除いたところで、今回はここまでとします。
 次回は、異様に悪い命中精度の最大の原因であるチャンバー回りを見ていこうと思います。

 それでは皆さん、ここまでお付き合いいただきありがとうございました。
 (^_^)/~~