ター兄貴とツネま
無駄に広い玄関
子供の遊び場
此処に繭袋が置いてあった。例のリアルモスラね。
私が大きい訳じゃないのよ。
ター兄貴は、わりと小柄なの
でも現在は、だいぶ横に大きくなり
腹はハラハラするぐらいぽってり
お祭り当日
何が上にあるんだろう
そして、私の好きな炬燵
ここで、色々な遊びを考えては、遊んでくれた。
私がまだ、父のいる工場まで1人で行けない年齢の時は
手を繋いで連れてってくれた
さすがに写真は無いけれど、、、
私とター兄貴は6学年離れている。
その理由はずっと後になって知った。
母チサンは、ター兄貴の次の子を流産していた。。
数年前に母チサンが亡くなり、葬儀の後になって
ふと、ター兄貴に聞いた。
「憶えてるの?」と。。。
「憶えてるよ」
それ以上は話さなかった。。。
その後に私が生まれた。
だから、6年も歳が離れてる。
私がこの年になって
考えるのは
ター兄貴は
多分、父や母、ツネ婆とリュウ爺の様子を
見ていたのだと思う。
事の次第はハッキリ分からなくても
大事な者が無くなる気持ちが、どういうものかと、、、
悲しみの様子を感じていたのではないかと思う。
その人にとっての大事な者や、物が無くなるというのは
やはり、心に穴が空く、、、
ということを、
言葉にはできない年齢だったけれど、
子供心に感じていたのではないだろうかと。
だからこそ、次に生まれた私、妹を、
できる限りは近くに居て
大切にしてくれたのではないかと
私は勝手に思っている。
もう少し年月が経ったら、その時の憶えてる限りの
様子を尋ねてみようと思います
。
私にとっても大事な兄か姉になったかもしれない人だから
そして、もう誰にも聞けない事だから。。。
今でも変わらず優しいター兄貴。
長生きしておくれ
腹がぽってりだけどね。( ´∀` )
しょうがない
そんな昔話でした。
では、また
ありがとうございました。
あ、、ツネまは、別にブラコンではありませんよ