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前回はケアンズのグルメを紹介しまして、その3でやっとという感じですが、ケアンズの観光についてお知らせしようかと。
プラス世も末的な考察のあれこれを一気にお届けします。
ケアンズの観光事情
実は今年は観光する時間がなく、ケアンズ市街以外はどこにも行かなかったので、去年の情報になります。
まず一番有名でケアンズきたらまずここに行くだろうというのがキュランダ。
かの有名な世界の車窓からに登場する列車に乗ってキュランダへ。
未開の地的なオーストラリアの大自然を車窓から眺め、駅では動物園に立ち寄り、コアラやワラビーとの交流が楽しめます。
ここのコアラは追加料金払えば抱いて写真もとれますよー。
実際にはかなり爪が尖っていて、まあまあ臭いのでコアラの現実を体験することをオススメ
動物園内のワラビーは基本ゴロゴロしてやる気ないです。
世も末のオススメは入場料20ドルくらいしますが、蝶々天国のバタフライサンクチュアリ。
手を伸ばすと木と思うのかとまってきます。
よくみたらハマのダンディズムの記事に詳しく載ってたんで、そちらをどうぞ。
鉄人鍛錬記 のキュランダどきどきツアー。
ツアーは日本語が楽でいいな〜という方は日本人のツアーがあるどきどきツアーがおすすめ。
ケアンズきたら一生に一度は行きたいグレートバリアリーフへも足を伸ばしてみたいところ。
グレートバリアリーフというとどうやらグリーン島が有名らしく、そこへいくツアーもたくさんあるらしいのですが、世も末がおすすめするのはそこからほど近いところにあるミコマスケイという無人島。
グリーン島だとレストランとかもあるらしいのですが、ミコマスケイとどちらも行ったという人に話を聞くと、ミコマスケイの方が海がきれいだというのです。
しかもミコマスケイはどういうしくみなのか、年間の晴れの日がとっても多くて、ケアンズ市内が雨の日でもフェリーで一時間半くらいでつくのに、ここは晴れでした。
つくとそこは野鳥の繁殖地とあって、数十メートルくらいの砂地に鳥と卵だけが存在する荒涼とした島。
しかし海はものすごい透明度のエメラルドグリーン。
そこでのシュノーケルは色とりどり魚見放題で、ウミガメと触れるくらいの至近距離で泳げるパラダイスでした
やっぱ日本語のツアーだと気軽でええわ〜という人はOcean Spiritで。
船酔いの可能性があるので、酔い止めを飲むことを強くお勧めします。
こちらもその時のことが詳細に綴られている鉄人鍛練記をどうぞ。
鉄人鍛錬記のミコマスケイツアー
ケアンズは市街地の海は湾になっていて、ビーチはなくいわば干潟。
一番近いリゾート地はアイアンマンでスイム会場になったパームコーブなのですが、こちらの海は実は泥まじりで全然綺麗じゃないのです。
実際にレースで泳いだダンディズムいわく「視界ゼロ」。
しかも時折クロコダイルがでる
パームコーブは泳ぐというより、サーフィンしたり浜辺でゆっくりしたりカフェでのんびりするところみたいです。
グレートバリアリーフという名の通り、サンゴ礁がバリアになっていて、その外の海が美しい海なので、ここで綺麗な海を体験したいならフェリーで外海にでるのがオススメです。
ジェットスター事情
ケアンズへの足といえばジェットスター。そう、成田からケアンズへの直通はジェットスターしかないのです。他の航空会社はシドニーとかブリスベンで乗り換えないといけないみたい。
LCCとか乗ったことないわ〜、心配だわーという方に世も末的ジェットスターの印象とアドバイスをば少し。
予約に関して
機内食の有無や機内エンターテインメントの有無などすっごい細かく選択するのがややこしいです。
ブランケットも有料で買う形なので、持ち込みする予定がないのでしたらアメニティを買って置くといいです。私はジェットスターのブランケット(黒のフリース)を結構気にいっていて購入して持って帰って他のところでも使っています。
成田のチェックインに関して
アイアンマンの時期はレースの参加者で長蛇の列です。
預け荷物の制限の上限は予約時に選べるかと思いますが、それを超過すると1キロ1500円とかとられちゃうので、重いものを持って行きたい時は手荷物で持って行くのも手です。
バイクを持って行く人は20キロではおさまらないんじゃないかと思うのでそれ以上の制限のオプションを買っておくのも手。
あとはその場で「金で解決すればいいんですよ」という手もあります。セレブ向けね ( ̄- ̄)。
バイクのチェックインがこれまた大変。カウンターで預けられないので、自分で大型用の預け口に持って行き、X線に通されるのを確認し、ボンベなど預けられないものが見つかったらその場で取り出し、手荷物に移動させなくてはなりません。
大型の荷物のX線検査に立ち会うダンディズム。
一番気をつけなくてはいけないのがリチウム電池。
バイクにこの電池が付いている場合取り外しておかないと預けられないのです。
そこで工具とか必要になったり、その場でわたわたするのを避けるために先に取り外しておくことを推奨。
もちろんバイク以外でも、モバイルバッテリーなども預けられないので手荷物の方に入れます。
注意なものをまとめると
預け荷物:バイク本体、液体
手荷物:工具類、リチウム電池(モバイルバッテリー、デジタルカメラなど)
機内では
機内エンターテインメントを購入していないと、映画は一切見られません。イヤホンはついていたので、ラジオは聴けます。
機内食については、クオリティは微妙。おもしろエピソードがあったのは以前の記事を参照です。
行きはクルーの男子の香水がキツすぎて公害レベルでした
日本人のクルーが一人二人くらいいて、外国人クルーは必要最低限のカタコト日本語は話せました。
アメニティを頼んでいたのに配られないとか間違いはしょっちゅうで、自分から積極的に訴えかけて正して行かないといけないので、受け身の姿勢になれてる日本人には骨が折れるかも。
LCCではない航空会社とサービスを比べるのは比べること自体が間違いな雰囲気です
それでも安全に帰ってこれましたので感謝感謝。
ケアンズとアイアンマン
アイアンマンが行われる時期がケアンズでいうと秋。
ケアンズ在住の友人によれば、観光業的には秋冬がローシーズンなので、その時期に人を呼びたいのでこの時期に開催しているらしいです。
そしてオーストラリア人トライアスリートが強い。まるっこい体型の女性でさえかなり速かったりします。地元出身のレース参加者も多いです。
友人曰く、教育において運動に力をいれているようです。
確かに公園に公衆ジムとかあったし、走っている人も多くて運動する人も多そう。
私が見た印象だと、ケアンズの人の体型って極端で、
運動している人→カリッカリに鍛えていていい体している
運動していない人→めちゃくちゃでっかい。日本でいうぽっちゃりだと痩せている部類
といった感じ。
アイアンキッズも行われるし、地元に住んでいるなら、一度はアイアンマン出場!って思っている人も多いみたいです。
ケアンズと日本人
日本人、いっぱいいます。
主な観光地やお土産屋さんには必ずと行っていいほど日本人の店員さんがいて、観光客も圧倒的に日本人が多いです。
どれだけの割合かなーと思うと、統計とってた人がいました。
http://famzau.com/2016/07/27/japanese-population/
↑のサイトによれば、ケアンズにいる日本人の人口は2013年の調べで3000人ほど。
割合にすると約2パーセント。
んー、そんなもん?と思いますが、住民の50人に1人が日本人て考えると、そんな外国あるのってくらいの日本人進出率。
これに観光や短期滞在の日本人を加えるともっともっと日本人は多くなるはず。
実はケアンズ自体が日本人観光客のおかげでここまで発展したっていう側面もあるのだそうです。
一度乗ったタクシーの運転手さんは、「日本人がきて街が発展したよ。助かってるね」と言ってました。
オーストラリアは日本人にはワーキングホリデーの行き先として人気があり、期間が終わっても更新ができたりします。
ケアンズでは日本人観光客相手の仕事も多いですし、ワーホリからそのまま残って暮らす日本人も結構いるみたい。
そのおかげなのか、ケアンズのオーストラリア人はみんな挨拶程度なら日本語ができます。
日本人のアスリートには「がんばれ!」とか言って励ましたりもしてましたね。
なんでも小学校から日本語の授業が選べるそうです。そんな小さい頃から学んでたら日本行ったことないけど日本語ぺらぺらなオーストラリア人ができちゃいそう。
超主観的世も末調べですが、日本で会う外国人の中でもオーストラリア人、ニュージーランド人は日本語上手い人が多いです。発音も上手。
ケアンズには日本語のフリーペーパーもあるくらい日本語の情報もあるし、主なツアーは日系企業主催のものがあって添乗員さんも日本人がついてくれるので、海外旅行初めての人や、お子さん連れに世も末的オススメしたい観光地ナンバーワンです。
ケアンズの動物事情
ケアンズといえばコアラ!カンガルー!ワラビー!クロコダイル!
これキュランダのミニ動物園で全部見れます。
特にコアラは爪がシャープでにおいもあるので、実際とイメージの違いを確かめていただきたいですね。
ワラビーは動物園以外でも生息していて、パームコーブにいく道すがらの広場でゴロゴロしてました。
実はケアンズでは野良猫は見られないのです。
日本でも野犬がいないように、土着の動物を守るため野良猫は管理されているみたい。
多分部屋で飼われている猫はいるんだと思うのですが、今回のケアンズ滞在で見られた猫はゼロ(ショボーン)。
野ワラビーの方がたくさんいました…。
そのかわりケアンズの市街地では野鳥がいっぱい見られます。
眼を見張るほどの立派なオウムや、謎の足長鳥、でっかいペリカンなどなど。
それもそのはず、ケアンズは街中にも緑がたくさん残され、日本だったらご神木レベルのガジュマルとかがぼこぼこあります。
この自然と都市文化が共生している感じはケアンズならでは。
オーストラリアのサイズ感
これはケアンズに限らないかもしれないですが、ここのものはなんでもだいたい大きい。
食事の一皿の大きさから、バスタオルやケーキまで、だいたいがビッグサイズ。
なかでも世も末が注目したのがマカロンの大きさ。
これ、ラージサイズのマカロンのピスタチオ味。
ケアンズ、そしてオーストラリアについてあーだこーだ語りましたがいかがでしたでしょうか。
アイアンマンケアンズ遠征をねらっている方や、オーストラリア旅行を企画している方の役に立てれば世も末的には幸せです(´¬`)。