次に向かったのは、

 

大島の西側に気仙沼湾を挟んで位置する

 

東日本大震災遺構・伝承館だ。

 

 

この施設は、元は県立の水産系高校だったが、

 

震災当時の状況をそのまま残して、

 

被害の実相を伝える施設として一般公開されている。

 

当日は、我々以外にも沢山の見学者が訪れていた。

 

最初にビデオ上映を見てから、施設内を見学した。

 

 

当時のPCモニターはこんなに大きかったなあと、

 

本題ではない部分に目が行く。

 

 

津波の恐ろしさが伝わる光景である。

 

それにしても、当時の状況をこうして維持するのは、

 

大変なご苦労があるのだろうと想像する。

 

 

 

 

津波で教室に突っ込んできた車の残骸。

 

津波の破壊力は「想像を絶する」の一言に尽きる。

 

 

 

 

 

子ども達は、当時はまだ保育園だったから、

 

記憶はほとんどないようだが、

 

この光景は、相当インパクトがあったようだ。

 

旅行から帰ると次男坊は、「南海トラフ」への心配を

 

たびたび口にするようになった。

 

 

……………………………

 

見学を終え、近くの道の駅に向かうも、

 

駐車場がいっぱいで断念。

 

来た道をいったん戻り、「海鮮丼」ののぼり旗が立っていた食堂へ。

 

ここも、連休のためお客さんがいっぱい。

 

30分ほど待たされたが、

 

たいへん美味しくて、満足する。

 

 

 

そんなこんなで食事を終え、一路、仙台駅まで車を走らせて

 

レンタカーを返却した。

 

 

観光客でごった返す仙台駅で土産物を購入して

 

新幹線で地元へ戻った。

 

今回の旅は駆け足だったが、それなりに盛り沢山で、

 

見どころも多く、思い出深い旅となった。

 

さて、次はどこへ行こうか。