IABPバルーンカテーテル | 還暦女の一人言

還暦女の一人言

還暦を迎え日々の思いや旅日記など一人言を書き連ねています

映画『ディア・ファミリー』観てきました。


これから見られる予定の子方は一部内容に触れますのでご遠慮下さいね。


町工場の社長さんが娘さんのために人工心臓を作るというとんでもなく壮大で大変な話。

それくらいの認識で臨みました


中身は、人工心臓は、とてつもなくハードルの高いもので、技術はもちろん個人でやるには数千億単位のお金がかかること、医療機関の協力なくしては決してなし得ない高いハードルがあること、時にそれはとても理不尽なことに苛まれること。


素人には知り得ない高い高い壁がありました


人工心臓はいまだなし得てないことのようです


頓挫した主人公は、娘に励まされ、次の夢に挑みます


それが、『IABPバルーンカテーテル』


アメリカのカテーテルでは日本人には合わない。

ならば日本人に合うものをと素人でも思いつくようなことなのだけど

誰も関わらない


踏み入れようとしない


そこに人工心臓作りで得た知識や技術を駆使して実現化したのが主人公です


もちろん彼だけの努力ではなし得なかった。


数多くの協力者や家族の支えがあったからこその偉業です。


世界で既に17万人の命を救ったそうです。


偉業の陰での数々の障害がつぶさに描かれていて


実際に認可されて実用化することがとてつもなく時間のかかることを見ていて実感させられました


「為せば成る。なさせばならぬ何事も」を実行された方。


やる前からムリよ、とついつい諦めがちだけど


不屈の精神、見習いたいなと思いました


年齢の壁に諦めるのもダメよね