ドキューン | 還暦女の一人言

還暦女の一人言

還暦を迎え日々の思いや旅日記など一人言を書き連ねています

いよいよドラマも佳境に入ってきて


胸をドキュンさせられる名台詞が続々とあります。


夜中?にみた『さよならマエストロ』

西島秀俊さんの言葉はどんな役でも心をドキュンとさせますよね。


あのソフトな語り口が余計心に響くのかも。


指揮者になる夢、音楽をやることを反対されてる女の子と母校の学生に向けて、西島秀俊さんが放った言葉です。



「皆さんが夢をもつ時、こんなことを言ってくる人がいるかもしれません。

君にはムリだ、君には出来ない。諦めた方がいい。

何の実績も結果も出してない皆さんを信じてもらうのは難しいことかもしれません。

でも、どうか貴方の夢を否定するその言葉に耳を貸さないで下さい。

貴方が本当に好きな道を選ぶことで傷つける誰かがいるかもしれません。

でも、心に灯った情熱があるなら、それに従って生きて欲しい。

貴方の情熱を貴方自身が信じてあげて下さい。

たとえいつかその夢が終わったとしても自分の心が本当に欲するものに従って夢中で生きた日々は貴方の人生のかけがえのない宝物になります。」


人のことなら応援出来るのに身内のこととなると現実的になってしまう。

それは、夢破れて傷ついて欲しくない親心なのかもしれないけれど。


私はそうだったよな、って思うことは多々あります。


私があまり夢見る夢子でなかったからかな。


分相応ってのを昔からわきまえていて、高望みしない、普通に行けるとこでいい、とか、就職にしても、潰れない会社でお給料そこそこ頂けて通いやすくて学校の推薦ももらえて、みたいな私はそんな現実的な子でした。


何がやりたいとか欲望もまるでなくてね。


娘が就活してた時にエントリーシートいくつもいくつも書いて何次審査とか進んでく時に


ある時、私にこう言いました。


「エントリーシート書いてるうちに自分が本当にやりたい仕事がわかった。そこの業種の仕事のエントリーシートは考えなくてもスラスラ書けるんだよね」と。


「やっぱり自分は〇〇の仕事がやりたい、好きなんだ」って。


そのためにはさらに専門学校に行かないとムリだから、と言い出して、それが22歳の時。


そこから東京の専門学校へ行く準備を始めて、そこからの今です。


人よりも遠回りして、苦労して苦労して

運良く業種としてはやりたい仕事に就けてるのは、良かったのかもしれませんけどね。


私の人生はあまりに平凡だったから、そんな私から見ると非凡な生活をしているけれど、

やりたいことを仕事に出来る人も世の中そんなに多くはないから、そういう意味では幸せなのかもしれませんよね。


『さよならマエストロ』ってことだから、やはり、〇〇なのかな?ラストは。


野球少年が、指揮者に、なんてホントにどんでん返しのような人生のドラマだけど


ある日突然、ビビッと来て人生変わるなんてことあるのかもしれませんよね。


二度目の人生てものがもしも存在するのなら非凡な人生歩んでみたいかな〜今度は。


そんなこと思った夜半でした。