向えのおっさんはカタが付いたが、もう1人俺を悩ます奴がいる。
それは、横のおっさんである。
俺のベッドの1m横で寝ているのだが、ある意味で最強の部類に入る人間だ。
おっさんは脳性麻痺って言っていたと思うが、そんな感じの病気で、意識が有るだか無いだか分からない状態の人間だ。
朝から晩まで口を「ぐちゃぐちゃ」「ぐちゅぐちゅ」言わせて、その合間に「あ〜」だ「ゔ〜」だ「お〜」と唸り声を出す。
これが夜中まで続き、時折スタン・ハンセンの「うぃ〜〜〜」の様な雄叫びを上げる。
このおっさんには言っても訳がわかってないので、向えのおっさんのカタが付いた後、9月2日の施設側との面談の時に話をした。
そうしたところ、今週の9月20日迄に部屋を移動する事が決まったと言ってきた。
この施設に来て半年、悩まされてきた事が解決しようとしている。
まぁ本当の解決は、この施設を出ることなんだけど、それはもう少し先の話になるのかな。