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Tabi & Zakka

色んなところを旅して見つけた雑貨のブログ


昨日と今日は白峰の中心街に造られたスノーランドで

子ども達を対象にした「宝探しを行いました財宝


ルールはいたって簡単で、

子ども達一人一人が一個ずつゴムボールを持ち、

それを自分で雪の中へ隠しますゆきだるま


隠したところへ僕らが適当に雪をかぶせ、

子ども達に再び自分のボールを見つけ出してもらうというものです。


こんな簡単なもんでいいのか?

と思いながらもいざ始めてみると、

子供達は意外と自分がどこへ隠したのかわからないもので、

どこを掘っても見つからない子もしばしば。


そういう子には仕方がないので親が参戦走る


それでも見つからない子には僕らも参戦走る


最後には見つけた子が

見つけてない子の分まで探してあげることもひらめき電球


ちょっと幼稚園児ぐらいの子には難しかったかも…


自分の色のボールじゃないという子もいましたが、

それでもお宝(ボール)発見率100%だったので、

子どもたちはみんなそのボールを景品に換えてもらうことができ、

とても喜んでくれていたのでなによりですチョキ







こうして「地域活性化活動」に取り組んでいると、

たまに自分の「じもと」のことを思う時がある。


なんか他の地域のことを知れば知るほど、

自分が生まれ育った地域のことをあまりよく知らない

ということを思い知らされるんです。


地元の人口どれぐらいなの?」とか、

地元で有名なものって何?」とか…


別に知らなくてもいいことなんだけれど、

何か「地元」のことを知らないってことは、

自分のことを知らないような感じがしてしまいます。


地元」を知らないってことは

自素」=「自分を作り上げている素」を知らないとも言えると思います。



じゃあその「じもと」を知らないとどういうことが起こるのでしょうか?


地域活性化」に関わる事柄では若者の流出」が挙げられます。


若者」が他地域へ行ってしまう(昨今では東京への一極集中)理由は、

他地域を知らない」=「地元を知れない」からだと思う。


何かを知る方法として「比較する」ことはとても有効で、

それは決して悪い意味ではなくて、

比べることによってそのモノの「良い面」と「悪い面」、

つまりそのモノの特性を知ることができるのです。


つまり一つのモノしか知らなければ

それを客観的に見ることができずに、

自分の思い込みでそのモノを見てしまうけれど、

二つ以上のモノを知っていれば、

それぞれを比べてみたりすることによって

そのモノがどういう風な個性や性質を持っているのかを

客観的に知ることができるのです。


じゃあ結局「じもと」を知るには他地域を知る必要があって、

他地域を知るためには地元を出て行くしかないじゃないか!?

と思う人もいるかもしれませんが、

確かにその通りです。


結局は「若者の流出」には変わりありませんが、

実際に他地域へ行った時に

どれだけ「じもと」を意識できるかがとても大事なのです。


じもと」意識の低い人は

ただ単に「他地域への憧れ」によって地元を離れ、

そのまま他地域に住み着いてしまうでしょう。


しかし、「じもと」意識を強くもっている人は、

地元と他地域を比べて

それぞれの「良い面」「悪い面」を知ることができると思います。


そしてその後は人それぞれですが、

やっぱり地元が一番だな」とか、

地元のこういうところを直していきたい」とか、

地元を愛する気持ちを持って地元へ帰るでしょう。


その「地元を愛する心」が「地域活性化活動」にとっては

一番大事なものなのだと思います。


そして今日本中で起こっている過疎化や集落の消滅を防ぐには

じもとを知る」ことが一番の特効薬です。


だから十代、二十代の若者には、

「どんどん他地域へ行くのは結構。

ただ“じもと”を決して忘れずに、

他地域で多くのことを学び、

それを地元で活かせ!!」

ということを「地域活性化」に携わる者として

声を大にして伝えていきたいと思います。









雪だるままつり2010in白峰開催!!



先週のin桑島に続き

今週のin白峰にもたくさんの雪だるまが

集落中に溢れ返りました。


前日には雨が降るというあまり良くないコンディションの中、

住民の人たちは本番当日も最後の仕上げを行い、

無事に雪だるまを完成させることができました。


そして、我らが「与平」の家の前にも立派な雪像が完成しました!!



これは「白山しらみね自然学校」の代表とその友人、

そして僕ら「田舎で働き隊」の合作です。



自分の仕事の見つけ方(大学生編)
「与平さん」です!!


更に僕らは個人個人思い思いの雪だるまを作りました。



自分の仕事の見つけ方(大学生編)
何に見えますか?



最初はそんなに凝ったものを作るつもりはなくても、

だんだんと作っていくうちに楽しくなり、

とことん作り込んでしまうのが雪だるまの魅力かもしれません。



雪だるまが集落中に並ぶと、

どこかほっこりとした気持ちになります。


まだ一度も雪だるままつりを経験したことがない人は

是非来年白峰に来て楽しんでもらいたいところです。


おいしい出店もたくさんあり、

冷えた体を温泉に入って温めることもできます温泉


雪が降らない地域に住んでいる人にはおすすめの祭りですグッド!



自分の仕事の見つけ方(大学生編)




自分の仕事の見つけ方(大学生編)