自分と上手につきあって
人生にたくさんのYESを。
こんにちは。
７９歳の実母、
１０歳年上のアラカン夫と
九州熊本で暮らすLeeです。
先日記事にもした母との大喧嘩。
今日はその後の気づきです。
結論から言えば
愛情から出ていたとはいえ、
母に向けた私の「やってあげたい」は
母の力をなくすことになっていた
ということ。
もう少し詳しく書いてみますね。
病気からも回復し、
仕事も再開していなかった頃、
時間的にも
精神的にも余裕が出てきました。
そんなとき、母羊子さんの
つぶやきが耳に入ってくるわけです。
「きつかぁ」とか「痛かぁ」とか(笑)。
元気ではあっても母羊子さんも
それなりに年老いていますからね。
とはいえ、
退院直後は
私の首元の手術創を心配して
「あんたに重いものを持たせられん」
とショッピングバッグさえ
持ち運んでくれていました。
そのような姿も見ていますから
母に少しでも楽をさせてあげたいと
色々な頼まれごとも引き受けて。
なんなら「今日は買い物ない？」とか
頼まれてもないのに聞いたりして。
主に買い物の「足」ですが。
そうするとそれが日常化してきて
母は近所のスーパーの
特売日になると
「今日はポイント５倍だけん
○○に乗せていってくれん？」
と言ってくるようになりました。
母やらは喜ばれるし、
私も母の役に立って嬉しい。
でもね、そうした時間が
増えていくにつれ
喜びは負担に変わっていきました。
母は私が「当然やってくれる」ものと思い、
自分でできる範疇のことさえやらなくなり、
私は「できれば全部叶えてあげたい」と
母のペースに合わせてしまっていた。
私にもやりたいこと、
やらなきゃならないこと
あるわけですから
私のキャパ越えが起きるのは
当然のなりゆき。
いつの間にか私たちの関係は
愛と感謝の循環を生むものから
お互いの力を奪い合う
依存関係に変化していたのでした。
何かを我慢していると
それは怒りとなって
心の中に渦巻きます。
今回私はそれを「爆発」させた。
でも、
爆発させるより前に
その火種を
消しておけばよかったのです。
火種を消す、つまり
母の頼みを断る、
という行為ですね。
根底には
母に嫌な思いをさせたくない、
さらにその奥には
母に嫌われたくない、がある。
頼まれごとの一つや二つ
断ったところで
母が私を嫌うということは
ないとわかっているのにね。
そもそも
断る＝嫌い
の構図がおかしいのだけれど
それにも気づけないくらいの
危険な状態でした。
思い入れが深い相手であればあるほど
一旦手に入れた関係を
壊したくない気持ちが働くのです。
仕事を始めてからというもの、
母に対して割く物理的時間は
ほぼなくなりました。
で、どうなったかと言えば
母は再び元気です。
相変わらず
「きつか」、「痛か」と言ってはいても
以前のように
自分で自転車漕いで
スーパーに買い物に行ってる。
私がよかれと思ってやっていたことは
母に便利さと安楽などを与えていた一方で
母の力を奪うことにもなっていたと
気づかざるを得ませんでした。
誰かに頼るのは悪くない。
そもそも私たちは
誰かにどこかで
頼らざるを得ない生活をしています。
大切なのは
いつでも頼れると
思えていることではないでしょうか。
実際に頼ってみたら
断れれることもあるし
自分の思いと違う結果になることもある。
そんな可能性も織り込み済みで
頼れる関係にある人がいる。
そう思えることが
心の平安につながるのだと
思っています。
羊子さんと私の関係ですが
何かを羊子さんに差し出すときは
「頼まれてからやる」を
落としどころにしました。
（できなければ断る、も含めて）
「やってあげる」が出てきたら
要注意ということも
頭に置きながら！
それでは今日もいい一日を🍀
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甲状腺がん手術後の経過や
日々の気づきなどを綴っています。
こちらから☟
こちらはちょうど２年前に起こった
見た目びっくり(笑)大変革の記事
そしてそのまた2年後の
現在の様子がこちら
ほぼすべての人間関係のお悩みは
これに集約できるのではないかと
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Leeへのご連絡は
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With love💕
Keep on smiling🍀