父の十三回忌をきっかけに
手紙を出していました
母と心地よい心の交流ができたと
しみじみし感じ入る一方、
母の穏やかでやさしい面に触れたことで
私の中で母が一気に
観音様級へと理想化され
そののち
「自分の理想に当てはまらない」母を
見ては幻滅するというパターン
こういうことを
母にも母以外の人にも
繰り返してきたんですよね
人間誰しも
さまざまな側面を
持ってるわけで
うちの母だって
「私にとって」好ましいと思える部分と
そうでない部分が混在してる
母に対しては「大好き」というベースがあり
で、そのベースの上に
自分の「理想」を乗っけるものだから
関係をこじらすことになってくる
いつまで経っても
もっとああしてくれたら
こうしてくれたらと
自分の理想のモノサシをあてては
相手(=母)の存在を上げ下げ
自分が勝手に右往左往しているだけで
完全に一人芝居なんですよ
人生にはあちこちに
バランスが働いていて
自分が相手に
過度の「理想」や「期待」を抱くと
そのアンバランスを解消するかのように
理想や期待が裏切られる出来事が
起こったりするものです
だから
誰かにがっかりしたり
腹が立ったりしたら
過度な理想や期待をしてなかったかなと
自分を振り返ってみる
「バランス崩してなかったかな」と
振り返ってみる
幻想の中に
現実を押し込めようと
してなかったかなと
心の中のアンバランスに気づき
ふっと力が抜けてきます
力が抜けると
「自分の中心」に
戻ってこれるのです
今日の記事内で使わせていただいたのは
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