プロフィールを読んで、私が摂食障害であったことに興味をもってくださった方がおられたので、今日はこれについて少し書いてみますね。
「摂食障害って?」という方は最後に少し説明を載せているのでそちらをご覧ください。(厚生労働省HPからの抜粋です。リンクも貼っています)
厚労省のサイトに次のような表があります。
大まかにANが「拒食症」、BNが「過食症」と思ってもらうといいかと思います。
私はANです。
「異常行動」として出ていたものは
摂食行動:拒食、食事制限、絶食、極端な偏食、むちゃ食い
排出行動:嘔吐、下剤乱用
動性:過活動
問題行動:衝動的行動
「身体症状」として自覚できていたものが
低体重、無月経、低体温、低血圧、嘔吐に伴う唾液腺膨張、う歯・エナメル質溶解
です。
うつ的な症状も出ており、病院(精神科)の受診もしました。入院歴はなし。
頑固で偏屈な患者で、処方された薬も「私には必要ない」と飲みませんでした。
離婚の時期と重なっており、あの頃(発症は遅く、30代でした)は、今思い返すと錯乱状態にあり、周囲の大切な人たちを振り回し、その人たちもそして自分自身をも傷つけていたなと思います。
もし時が戻るのなら、当時の私の首根っこを掴んでビンタして「目を覚ませ!」と言ってやりたい(笑)
(そして抱きしめる)
でも正常な判断能力を失っていた私はきっと聞く耳を持たなかったでしょう。
でも。
あの時はあの時で必死に生きていました。
幸いにもその後、症状が自然と治まっていき、現在は健康です。
と言いたいのですが、現在も太ることへの恐怖は完全には消え去っておらず、忘れた頃にむちゃ食いに走ったりします。
潜伏摂食障害者とでもいいましょうか。
まぁそんなことも込みの幸せな私で生きています。
さて。
私のこれまでの回復経過を聞きたいというご要望があったので、お話会を開催します。
内容は、
・ブログ記事以外のもっと詳しい話
・私の経験に関する質問受付
です。
もし、「自分の話も聞いてほしい」という方がおられれば、その時間も設けます。但し、その場合、「言いっぱなし」、「聞きっぱなし」とさせてください。
参加されるのは、当事者の方(当事者だった方)、そのご家族など関係者の方、その他「もしかしたら私も?」という方などを想定しています。
参加に当たっては、守秘義務を厳守できる方のみお願いします。
参加される皆さんの心が晴れるようなお話会にしたいと思っています(*^^*)
お話会の詳細です。
《お話会》~摂食障害込みで幸せに生きていく~
日時:6月15日(月)午前10:00~11:30
場所:ZOOMで開催します
参加費:1,000円(銀行振込)
※認定NPO法人とら太の会さんへ全額寄付します。
定員:3名⇒残2⇒満席となりました。ありがとうございます。
受付開始:6月6日(土)20時開始✳️但し、公式ラインではただ今からお申し込みが可能です。
お申し込みは、下記の公式LINEかメールでお願いします。(お名前はニックネームでもOKです)
いずれの場合も、「お話会参加希望」とおしらせください。
みなさまのご参加をお待ちしています。
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「摂食障害」について
厚生労働省HPにある「疾患概念」によると
単なる食欲や食行動の異常ではなく、
1)体重に対する過度のこだわりがあること
2)自己評価への体重・体形の過剰な影響が存在する
といった心理的要因に基づく食行動の重篤な障害です。
摂食障害は大きく分けて、
神経性食欲不振症(AN;神経性無食欲症、神経性食思不振症、思春期やせ症)
と
神経性過食症(BN;神経性大食症)に分類されます。
ANには不食を徹底する「制限型」、あるいはむちゃ食いをともたってもそれに対する排出行為で代償しながら低体重を維持している「むちゃ食い/排出型」があります。
一方、BNにはむちゃ食いを繰り返しながらも体重増加を防ぐために種々の不適切な代償行為をともなっていますが、ANと違ってやせに至らないことが特徴です。
そのどちらにも明確に分類されない摂食障害(例;むちゃ食い障害)は、特定不能の摂食障害(EDNOS)と呼ばれています。
世界保健機関(World Health Organization:WHO)が策定するICD-10診断基準では、摂食障害は「生理的障害及び身体的要因に関連した行動症候群」のひとつに分類されており、身体的要因と精神的要因が相互に密接に関連して形成された食行動の異常と考えられます。
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