【夜ブログ】その②
2018年10月24日
福岡県博多
「ステージに立ち、プロのミュージシャンの演奏で歌う」という少年の頃の夢を叶えた男がいた。
その名は小林威之
今でこそ心屋塾の大人気認定講師であり、受講生たちから「コバのようになりたい!」と言われるコバ。
コバもかつては人間関係に悩み、自信のなさに苦しんだという。
そんなコバが押しも押されぬ大人気講師になったのはなぜか?
どうやったらコバみたいになれるのか?
それは「なにもしないこと」である。
コバは「勝手に今のようになった」のである。
(ちなみにカウンセリングだってコバに言わせれば「基本勝手によくなっていく」ものらしい)
さて、もしあなたが「こうなりたいな」と思ったとして、あなたは何をするだろうか?
おそらくあなたの「こうなりたい姿」は「今の自分」ではないから、あなたは「今の自分ではないもの」になろうと頑張るだろう。「今の自分」の否定に端を発した頑張りをやるのである。
そんな頑張りはしんどさを生む。
(楽しんでやる頑張りはOK)
私たちは生きているだけで勝手にうまく行くようになっているのに、年齢を重ねていくにつれて勝手に自分とのつきあい方もうまくなるのに、「今のままじゃダメだ」と頑張りや努力をする。
そしてうまくいかなくなるのである。
だから「自分はこうなりたい」と思った時点で、あなたはそれに向けてスタートを切っているということを信じてみよう。
しかし「何もしない」というのは、本当に何もしないのではなくて、「自己否定からくる頑張り、努力」をしないということ。
人生の流れに身を任せるということ。
ただ、いざ何かをしようとするときにどのような思考で行動を起こすかと言うと、「どうせ数年後に基本うまく行くんだとしたら私はどうする?」と問うてみること。
自分を楽しませるために自分をプロデュースするのだ。
先回りして「そうならないようにしよう」とする小さいことの積み重ねをやめていく。
たとえば、嫌われないようにとか、損をしないようにとか、うまくいかなかったらどうしようとかが出発点の行動はやればやるだけうまくいかない。
コバQ&Aぐりちゃんや参加者さんからの質問( ・ω・)∩
Q:でもつい頑張っちゃうときもある。
コ:そういうこともあるかもしれないけれど、「やっておかないとまずい」というような気持ちからの努力はできるだけやめていく。
Q:年収2000万「稼ぎたい」と思っているのにそうならないのはなぜ?
コ:実際の年収が2000万ある人と年収2000万になりたい人の仕事は違っている。
2000万「稼ぎたい」と思っている人は2000万稼ぐ仕事じゃなくて、その2、3歩手前の仕事をやっている。自分が「難しいな」と思う選択をした方がうまくいく。
2000万の仕事を実際やってしまえ!
Q:年収2000万の仕事って大変じゃないの?
コ:500万と2000万の仕事は、2000万の仕事の方が簡単なことがある。
たとえば、スノボで考えてみよう(コバはスノボが好き)。あなたは滑るコースの選択はどうするだろうか?初心者なら「初心者用のコース」を選ぶかもしれないけれど、実際は初心者用コースを滑る方が難しいのだ。
なぜなら初心者用コースは滑りにくいら!(人が多い、人が多いからぶつかる、ぶつかると倒れて雪に穴が開く、そのためコースがでこぼこ。)
それに比べて中級者コースは人がいない。難しいコースに行くと誰もいないから滑りやすい(=うまくいきやすい)
上手くなってから上のコースに行くのではなくて、自分が「これちょっと難しいな」と思うコースを選んでみよう。
Q:「私はかわいい」という前提で服を着ていても誰かに褒められたりしないとガッカリします。
自分がかわいい服を着た時点で「かわいい」のであって、誰かに「かわいい」と言われても言われなくても大丈夫。
褒めてほしいときには褒めてほしいものを自分で「◯◯を褒めて」というのも手(ぐりちゃん談)
Q:そもそも「こうなりたい」がわからないときには?
ざっくりな感じてもOK。コバも「何かいい感じになりたいな」というざっくりな思いを抱いていたらしい。
Q:家に戻ってまた悩みが出てきたら?
今日の自分は解決できないかもだけど、明日の自分、明後日の自分なら解決できるかもと思っているくらいでいい。
Q:子どもが宿題をしないで遊んでばかり。私は好きなことができない。
子どもはほったらかしにしてお母さんは自分がやりたいことをやる時間を確保すること。そうすると子どもが勝手に宿題するようになる(かも)。
ぐりちゃんの経験上もそうなっているらしい。
(コバは怒鳴ってもいいよという選択肢も出してた)
まぁざっとこんな感じでした。
何より本業だから歌が上手!
コバとぐりちゃんの歌を聞くというレアな機会でもあった。