外出してしばらくバックの中に入れっぱなしだったスマホ。
用事が終わったのでカバーを開いてみると着信履歴があった。
職場からだ。
職場からの電話なんて滅多にない。
それに今は休暇中。
「もしかしたらこの前願い出た休みのことかも。予定変更で休みが取れないとかなったら嫌だなぁ」などと思いながら折り返してみる。
「この前健康診断に行かれた検診センターから電話があって、再検査に来てくださいとのことでした。お盆も開いているそうです。これまでこんなことはありましたか?(私「いいえ」)とにかくセンターの○○さんという方に電話をしてみてください。」
職場の健康診断なんて、受けたのを忘れた頃に結果シートを職場から渡されるというパターンだけ。
検診センターからこんな風に呼び出されたことなんて1度もない。
電話口の人が「もう一度胸部X線検査とかくたん~~というものをやります。」と言っていた。
~~は聞き取れず。「かくたん」って何だ?
とりあえず月曜朝の予約を入れて電話を切った。
わざわざ至急の連絡ってどういうこと?
ちょっと心配になってGoogleで調べてみる。
「かくたん」は喀痰だった。
あるサイトの説明の一部
ハイリスク群に属する方は、胸部X線検査と共に喀痰細胞診が行われます。
肺がんの場合、がん細胞が痰の中に剥がれ落ちることがあるため、痰を調べてがん細胞を検出します。
ということらしい。
ここで言うハイリスク群というのはかなりのヘビースモーカーの人たち。タバコを吸わない私も再検査では同じ扱いか。
この電話のことは夫にだけ告げた。
再検査では最終的には「異常なし」がほとんどと聞く。
自分もきっとそうだろうなと思っている私。
でも「もしかして」という気持ちも、ある。
楽観的に構えつつも、こんな時って命の有限さを意識してしまうよなぁ。
Lee(’-’*)♪