甲状腺被ばく基準超2000人以上に
東京電力福島第一原子力発電所の事故で、現場で対応に当たった社員や作業員のうち、
取り込んだ放射性ヨウ素による甲状腺の被ばく線量が100ミリシーベルトを超えている人
は、およそ2000人に上ることが分かり、東京電力は、これらの対象者に年1回の甲状腺
の超音波検査を無料で行うことになりました。
東京電力は、国が原発事故の対応に当たった労働者の内部被ばくの評価方法を修正した
のに合わせて、おととし3月から去年12月までに対応に当たった社員と関連企業などの
作業員合わせて1万9592人について、長期に健康管理が必要な人の見直しを行いました。
その結果、甲状腺への内部被ばく線量が、防護対策が求められる国際的な基準の100ミリ
シーベルト以上になる人は、推定も含めて全体の10%に当たる1973人に上りました。
東京電力が去年3月にWHO=世界保健機関に報告した際は、実際に取り込んだ放射性
ヨウ素のデータがある人だけを対象に評価していたため、報告数は178人にとどまり、
これに比べますと長期に健康管理が必要な対象者は10倍以上になります。
東京電力によりますと、対象者には生涯にわたって年1回の甲状腺の超音波検査を無料で
行うことにしていて、すでにほとんどの人に通知を終えましたが、これまでに検査を受けた
のは37%にとどまっているということです。
放射線による被ばくの影響に詳しい広島大学副学長の神谷研二教授は「健康影響のリスク
がはっきりと分からない以上、安全側に立って健康管理を徹底することが非常に重要だ」と
話しています。
>現時点で1973人ですか・・・。
廃炉までの道のりは長い。
これからもっと増えていくんでしょうけど、37%か。
今の時点だと検査の費用は請求すれば、東電が払ってくれるらしいです。
ただ、もし病気が見つかった場合の治療費については決まってないそうです。
基準を超えればガンのリスクが増えていくらしいですし、検査はきちんと
受けたほうがいいんでしょうけど、こればっかりは個人の判断ですから
何ともいえないですね。