廃炉への大きな一歩。福島原発4号機、核燃料取出しへ
東京電力は、福島第一原子力発電所で最も多くの燃料が保管され、原子炉建屋の耐震性が懸念
されている4号機のプールで、今後の廃炉作業に向けて使用前の燃料を試験的に取り出す作業を
始めました。
燃料の取り出しは去年3月の事故後初めてで、東京電力は燃料に損傷がないか確認することに
しています。
4号機のプールでは、福島第一原発で最も多い1535体の燃料が保管されていて、廃炉作業の
最初の工程として、来年12月から燃料が本格的に取り出される計画です。
これを前に、東京電力は、18日午前中から4号機のプールに保管されている使用前の燃料204
体のうちの1体を試験的に取り出す作業を始めました。
作業は午前9時すぎから始まり、原子炉建屋の5階に当たる場所にあらかじめ設置したクレーンを
使って行われました。
白い防護服を着た作業員が見守るなか、クレーンの先端に取り付けたワイヤーで、長さおよそ4
メートルの黒っぽい色をした燃料をプールから慎重につり上げたあと、黄色の専用の輸送容器に
入れていました。
東京電力は、近く2体目の燃料も取り出す計画です。
プールで燃料を取り出す際には、強い放射線を出す使用済み核燃料を誤ってつり上げないために、
水中カメラで撮影したり放射線量を測定したりしているということです。
燃料の取り出しは去年3月の事故後初めてで、東京電力は今後の廃炉作業に向けて来月下旬
から燃料を閉じ込めている金属製の容器に損傷や腐食がないか確認することにしています。
4号機では水素爆発が起きた原子炉建屋やプールの耐震性が懸念されていて、燃料の安全確保
が課題となっています。
>核燃料1535体のうちの1体、小さい事かもしれない。
だけど、これは廃炉に向かう為の大きな一歩だ。
問題は確かに山済みだ、使用済みの核燃料の処理、腐食の可能性の指摘もある。
一体運ぶのに一日がかりの作業、順調に行っても4号機だけで5年近くはかかる。
核燃料に直に触れていた作業員の健康も心配だ。
だけど、一体とはいえ、核燃料の取出しが成功した。
その事を今は喜びたい。