フクイチの3号機核爆発は事実か?政府、東電の見解は??パート2 | とうまのブログ

フクイチの3号機核爆発は事実か?政府、東電の見解は??パート2

■細野原発相とニコニコ動画・七尾記者とのやりとり

七尾記者: 以前にも海外での報道をはじめ何度か出ていた話ですが、福島第1原発

3号機で3月14日に起きた爆発は使用済み燃料プール上部で水素爆発が起こり、

続いて核爆発が起こったという証言が出ています。

これは2010年までJNES(日本原子力安全基盤機構)で原発検査員であったいわゆる

専門家の証言です。

このあたりについては昨年末の事故調の中間報告でもほとんど言及がないので

質問させていただきますが、3号機の爆発に関する科学的検証はきちんとできて

いるとお考えか、また、これまでの間に核爆発も起こったのではないか

という議論はなかったのかどうか教えてください。


細野原発相: 核爆発という表現自体、非常に抽象的な表現ですのでどういったことで

おっしゃっているのか、ちょっと私も正確に理解をしていない可能性もありますので、

その前提で申し上げます。

 3号機の水素爆発は3月14日の11時頃だったかというふうに記憶をしておりますが

あれは明らかに建屋の水素爆発で上が吹き飛ぶという形になっているのは誰の目

にも明らかですので、それは事実だろうというふうに思うんですね。

核爆発ということですけれども11月頃でしたでしょうか、キセノンの核分裂の時も議論

を呼びましたけれども、いわゆる核分裂反応そのものは自然核分裂も含めて常に

起こっている状況には当時はもうなっていた可能性はあります。

 ですから、3号機の水素爆発はまさにあれは建屋の水素爆発であることはまぎれも

ない事実ですので。それ以外のところで既に(プラントの)冷却が行われておりますので、

それこそ大規模な核分裂なり核爆発のようなものが起こっていないということは間違い

ありませんけれども、核分裂がなんらかの形で起こっていた可能性がその後も含めて

あるのではないかという指摘はあたっているんだろうというふうに思います。

ただ3月14日の11時の水素爆発は、あれは建屋の水素爆発というのは今のところ

政府としての見解としては統一されたものだというふうに思います。


■森山対策監とニコニコ動画・七尾記者とのやりとり

七尾記者: 以前にも海外での報道をはじめ何度か出ていた話で、昨日なんですが、

福島第1原発3号機で3月14日に起きた爆発は水素爆発が起こり、続いて核爆発が

起こったという証言が出ています。

この方が2010年までJNES(日本原子力安全基盤機構)で原発検査員であった

いわゆる専門家の証言であることであらためて注目されたわけなのですが、

3号機の爆発に関する科学的検証はきちんとできているとお考えか、

また、これまでの間に核爆発も起こったのではないかという議論はなかったのか

どうか教えてください。

森山対策監: 後者については、我々の知る範囲では具体的な議論はまだありません。

今、専門家の意見聴取会ということで技術的な知見の検討をしておりますけれども、

まだそういった議論はございません。それから水素爆発の経緯についてはこれも今、

4号機も含めて詳細にご意見をもらっているという段階にございます。検討中でございます。

七尾記者: 元JNESの方のお話ですとまず燃料プール水面上部で水素爆発が起こって、

その影響で核分裂の反応度が高まって即発臨界の核爆発が起きたと。

その傍証として爆発音が複数回あったということなんですがこの点についてどう考えら

れますでしょうか。

森山対策監: 燃料プールですか?オペフロが爆発しているわけですから、そういったところ

が水素が充満して爆発はしているわけですけれども。

質問のご趣旨がよくわからないんですけれども、再臨界をしたというお話ですか。

七尾記者: 水素爆発の後、即発臨界が燃料プールで起きたというその方のお話なんですけれども。

森山対策監: そういったことはあまり考えにくいように思いますけれども。プールそのもの

は実際は瓦礫が(プールの中に)落ちていてよく見えなかったというのはありますけれども。

実際にはラックに入っていて、臨界管理されておりますので、そういった状況になることは

考えにくいと思いますけれども。

七尾記者: 3月11日以前の時点で使用済み燃料プールには、東電の発表によりますと

使用済み燃料514体、新燃料52体が貯蔵されていたとありますが、現状はそのままの

状態で貯蔵されていると評価しているのか。あるいは確認できているんでしょうか。

森山対策監: 3号機は、瓦礫がかなり入っていて、物理的にはなかなかよく見れてない

という面はありますが、燃料が損傷した証拠といいますか、それは今のところはないと

炉水の分析もしておりますけれども、それはむしろ原子炉の方で出て来たものがプール

の方の水に溶け込んでいるというふうに考えることが適当ではないかということで。

その後になにか使用済み燃料プールで燃料の損傷によって放射性物質によって汚染

されたということは今のところ考えにくいと考えておりますけれども、そこは実際にこれから

使用済み燃料プールの取り出しがありますので、もちろん瓦礫も落ちていますから、

損傷しているか、していないかということが今後の対策をとっていく上で大事な点では

あるというふうに考えます。

七尾記者: そういった映像ではそういう状態ではあるんだけれども、中が実際どうなって

いるのかという点は今後の検証ということでよろしいでしょうか。

森山対策監: これは今後廃炉措置に向けて、特に使用済み燃料プールの燃料を取り出す

ことがまず最初のステップになりますけれども、これが損傷している、していないかについて

は、取り出し方、保管の仕方にも関わってきますのでそれはよく確認する必要があると考えています。

七尾記者: 今の時点では確認はできていないということでよろしいですか。

森山対策監: 正確な数字というのは記憶しておりませんけれども、使用済み燃料プールの

燃料が損傷しているか、していないかというのは、ある程度そこに溶け込んでおります

放射性物質を見ればおよそわかるんですけれども、少なくとも去年の4月、5月くらいに

調査した段階では、使用済み燃料プールに含まれている放射性物質は原子炉側から

のものであるというふうに推定することが合理的ではないかという、そういったことは検討して

おりました。