希望のひまわり、ほとんど効果なし。次なる策は?
農林水産省は十四日、東京電力福島第一原発事故で放射性セシウムに汚染された
農地から、セシウムを取り除く「除染技術」の実証試験結果を発表した。
最も効果があったのは表土を削り取る方法で、セシウム濃度が75%以上低減した。
ただ、削り取った残土の保管方法が大きな課題となる。
ヒマワリを植えた試験では、土壌から吸収したセシウムは0・05%にとどまり、
同省は「効果は小さい」と結論付けた。
農水省は二〇一一年度の予備費を使い、低濃度の一部農地で除染を行う予定。
本格実施に向け、さらに試験を進めるための経費を第三次補正予算案に盛り込み
たい考えだ。
試験は、五月下旬以降、福島県飯舘村と川俣町の計六カ所で実施した。
表土約四センチを削った場合、土壌一キログラム当たり一万三七〇ベクレルあった
セシウム濃度が二五九九ベクレルまで75%下がった。固化剤で表面を固めたり、
牧草などの根と一緒に削った場合、三センチ削ることで各82%、97%の濃度低下
がみられた。
農水省は、濃度が五〇〇〇ベクレルを超す地域では、表土を削り取る方法が有効とし、
二万五〇〇〇ベクレル以上と高濃度の地域では、固化剤を使った五センチ以上の削り
取りが適当としている。
ただ、濃度五〇〇〇ベクレル以上の農地は福島県内だけで約八千三百ヘクタールあり、
その全体を削った場合、東京ドーム二~三個分に当たる三百万トン以上の残土が発生する。
同省は「汚染された土からセシウムを分離することは難しい」と説明。残土を減らす
ためには、開発段階にある分離方法を実用化する研究が必要という。
また、ヒマワリの茎葉が吸収するセシウムは、一キログラム当たり五二ベクレルに
とどまり、「現場への普及の段階にない」とした。
田に水をはり表層の土をかき混ぜて、泥水からセシウムを含んだ土を分離する試験
では、セシウム濃度が36%低下。五〇〇〇~一万ベクレルの場所では、三十センチ
以上耕してセシウムを深い場所に埋める方法とともに有効としている。
>福島の各地に植えられた希望のひまわり、しかしそれの効果は薄いようだ。
残された手段は表土を削り取る方法しかないが、膨大な時間と体力、お金がかかるうえに
けずりとった表土の行き先が問題となる。
正直言って、全国各地に放射能の土をばらまくのは賛成できない。
日本の子供の未来のためにも、放射能の廃棄場所は一箇所としてその場所周辺には、
人が立ち入らないような処置を政府にはしてもらいたい。
初期の対応の遅さが悔やまれる、少しでも早く全国に放射能がちらばらないような処置が
されていたなら、これほどの自体にはなっていなかった。
政府や東電は、この失敗を心に刻んでこれからの職務にあたってほしいと節に感じる。
今、決めなければいけないのは放射能物質の廃棄場所だ。
前から言ってるが批判は当然だ、誰だって放射能の近くに住みたくはない。
ただ、どこにするにしても一刻も早く決めなければならない、そしてその周辺は立ち入り
禁止処置にしなければならない。
これ以上放射能物質が蔓延する前に政府の迅速な行動が求められている。