台風2号・・・原発に降り注ぐ大雨。
猛烈な台風2号は28日、風速25メートル以上の暴風域を伴ったまま
東シナ海を北上した。
この影響で本州に停滞する梅雨前線が活発化し、東日本大震災の
被災地では29日から31日にかけて大雨に対する警戒が高まった。
東京電力福島第1原発では季節はずれの台風に対策が間に合わず、
パトロールを強化するなど“応急対策”で乗り切ることになった。
東電は約1カ月前から梅雨や台風シーズンに備え、福島第1原発から
放射性物質が風で飛ばされたり、雨で海に流れ出さないよう敷地内で汚染
されたほこりを固める飛散防止剤を散布。
流出防止の対策を1~4号機の原子炉建屋周辺で進めている。建屋そのもの
にカバーをかけることも計画しているが、作業は6月中旬に開始する予定だ。
“想定外”の台風に、同社の広報担当者は「建屋は過去最大の台風にも
耐えられるよう、壁は厚さ約1メートルのコンクリートで造られている」として
問題がないことを強調。
しかし、現在、原子炉建屋の上部は水素爆発などで鉄骨がむきだしになった
まま。
建屋の一部や敷地内に散乱した放射性物質を含むがれきが強風に巻き上げられ
別の場所へ飛ばされる 可能性もある。
別の関係者は「最大限努力しているが、建屋のカバーまでは出来上がっていな
い。風や雨に対する具体的な対策はなく申し訳ない」と話した。
また、28日午前7時現在、タービン建屋の外にあるトレンチの水位は2号機が
地上まで58・6センチ、3号機が43・1センチにまで迫っていることが分かった。
フタのないトレンチに大量に降った雨水が流入すれば、汚染水が外にあふれ出る
こともあり得る。
これらの対策については「パトロールを強化するなどし、必要ならば応急処置をする」
(広報担当者)とした。
>大雨により、大量の汚染水が海に流出することが懸念されている。
水や食べ物の放射線量基準が明確になっていないが、一度に食べる
食べ物や水の放射線量と人体に浴びる放射線量を合わせて、20ミリ
シーベルトなのか?
それとも別なのか、その辺の所の説明も政府にはきちんとしてもらいたい。
仮に文科省の放射線量が正確なものとなったとしても、こんな状況では
とても安心することはできないからだ。