私たちが不妊治療のために
専門のクリニックの門を叩いたのは、2019年。
一向に妊娠しないので
まさかとは思いクリニックでまず精液検査をしてもらったら
『重度の乏精子症』
一気に顕微授精にステップアップした。
初めは何の知識もないので
先生の言う通りにして
そのときはサプリや温活も知らなかった。
10個以上とれた卵子と、精子を授精させ
何とか胚盤胞になってくれた一つの胚(グレードは良くない)を移植した。
採卵ではアンタゴニスト2回、ショート1回と、計3回そのクリニックで治療し
3回とも移植したが、陰性。
その間に私は
①子宮鏡検査(異常なし)
②ERA検査(異常なし)
をして
気付けば1年経過していた。
先生に『卵子も老化している』というようなことを言われた。
いつも卵子はたくさんとれるのに
胚盤胞になるのはたった1つ
胚の写真を見せてもらっても、
他との違いは分からない。
『子宮に戻せる胚はいつも必ず1つ』ということが
本当は子宮に戻せる胚ではないのに
気の毒でなけなしの1つを戻してくれているのではないかと思うほど
治療について『説明責任』や『コミュニケーション』がなかった
と今になって思う。
そんなものなくても、結果が出ればそれで良い、とそのときは思っていた。
ネットの情報を見て、『転院』について考えた。
友人に教えてもらい
別のクリニックに転院した。
転院して初めて
受け身で治療を受けるのではなく
自分でも考えて
先生に伝えて行くことが大切なんだと感じた
転院先は、家から車で2時間かかるクリニック
仕事もしながらだったので
両立出来るかな
とか
不安な気持ちはあった
今となっては
必ず出来るという保証のない治療を
転院もしながら
やり遂げたことが信じられない
私は最初のクリニックの治療歴を全てノートに起こし
転院先のクリニックの先生に見せ、検査を省いてもらった。
治療のスタートはとてもスムーズにいった。