感動日記 四二七二 自由と平等 令和六年七月十六日 | 雨にも負けず菩薩道

雨にも負けず菩薩道

菩薩の心で人生を生きる。

昔、学生の頃に難波田春夫先生から経済学原論という講義を聞いた事がありました。

経済学原論という学問は、「自由に放任された社会において秩序が保たれうるか」という学問である、と述べておられました。

その講義の中で先生は、万物は関連しあって存在する。

 

自由と言っても完全な自由はなく、平等と言っても完全な平等など有り得ない。

完全な資本主義、完全な社会主義などと考える事は間違いである。

戦前は国民の大多数がお国の為、天皇の為と、多くの命が失われました。

国民が一団になったのです。

  

戦争は決して褒められた事ではありませんが、民族が一団に成る様な共同体こそが今後の将来には必要である。

自由と平等、そして友愛こそが大切である、経済学は経済学のみでは成り立たない、人間とは何かの根本を学ばなければ答えは出ないという様な講義で有ったかと思います。