世界で一番将来に対して不安に思っている民族は日本人であるらしい。
読売新聞の編集手帳に「将来について暗い」と思っている人が40%もいるという。
シンガポールなどは14%以下で日本人が突出して多いという。
何故なのだろうか。
まずは現在の社会情勢、そして将来の人間社会の見通しを考えた時、将来に対して希望と夢を語れる状態ではないからなのでしょう。
プーチンによるウクライナ侵略戦争、イスラエルとハマスの戦争の応酬、中国、習近平の独善的覇権主義、金正恩の独裁政治などの人間らしからぬ世界情勢、世界的な政治家の貧弱さなどで今世界はボタン一つで人類が滅亡してしまうかも知れないのです。
日本においては東南海トラフの巨大地震、首都直下地震、富士山噴火などの自然災害がいつやってきても可笑しくない恐怖、そしてAIなどの人間疎外に追い込む将来の不安、等々が将来に対して不安にさせているのでしょう。
日本の素晴らしい多くの文化は日本人の感性からくる不安から生まれたとも言えます。
逆に希望と夢や幸せを求めての発想から生まれたとも言えるのです。
日本人の感性と文化の輪をもって人類の発展に貢献したいものです。