感動日記 四一四二 便利さは人間を堕落させる  令和六年三月八日 | 雨にも負けず菩薩道

雨にも負けず菩薩道

菩薩の心で人生を生きる。

茨城県の境町の道の駅に派手な小さなバスが止まっていました。

聞く所によると自動運転のバスだという。怖くて乗れないと思ってしまいます。

 最近の世界はAIによって人類は自らを消滅させてしまうのではないか、と言われています。

最近、新幹線が雪の影響で停車位置を通り越してしまったとの報道がありました。

AIが雪を想定していなかったのでしょう。

現代社会は便利さを追求した社会です。

車、飛行機、ドローン、新幹線、電気、スマホ、ロボット、水道、本下水、電化製品、カードそして人口知能など全てが便利さの追求からのものです。

携帯やスマホ一つにしてもなくなるとパニックになってしまいます。

蛇口を開ければ美味しい水道水が出てきます。

水道管が全国の地下に血管のように張り廻られています。

東京では利根川や荒川などの水系から水を取り入れています。

例えば利根川の上流にサリン等の毒物を流されたら東京都民はどうなるのでしょうか。

大パニックになる事でしょう。

瓦斯にしても殆どの大都市は都市ガスで集中設備から供給されています。

その集中設備が巨大地震で故障や破壊されてしまった場合、多くの家庭で火が使えなくなってしまいます。

電気の供給をしている鉄塔などが暴風雨で何本も倒れてしまった場合には当然、電気が使えなくなってしまいます。

今、巨大地震が話題になっています。

地震予知の専門家である村井利治教授が、東日本大震災以降最大のレベルで、南関東に地震発生の危険が迫っていると言っています。

わたしは実は五〇年位前に東京の会社に勤めていたのですが、地震の怖さを直感的に感じ、郊外に住み、郊外に勤める事にしたのです。最近、心臓病から車を乗り替えました。

今度トヨタのシエンタという小型車です。

当然、ナビが付いています。

大変便利で方向音痴の人は助かります。

しかしナビを常に使っていると方位が分からなくなってしまいます。

そして考えようとしないので道を憶えられません。

最近の若者は頭が小さいようです。

考える事がなくなると脳が小さくなり退化してしまうのではないでしょうか。