感動日記 四三一〇 佛さまの額の印 令和五年一月二十八日(土) | 雨にも負けず菩薩道

雨にも負けず菩薩道

菩薩の心で人生を生きる。

人間の体で最も大切な所は頭なのでしょう。

その正面を額といいます。

鎌倉の大仏さんの額にはイボのようなほくろのような印がついています。

これを白毫相(びゃくごうそう)と云うのだそうです。

右巻きの渦を巻いている白い毛から出来ていて四・五m程の長さとの事です。

仏様はここから光明を放つと言われています。

 

白毫相は佛像の中では仏像(如来)と菩薩像の一部に付いており、他の明王、天などの像には付いていません。

それは悟りを表す証だからです。

光明は実際の光のことではなく仏様の智恵のことです。

光明を智恵ともいい、すべての仏さまは仏の智恵を持たれています。

 

その中でも特に阿弥陀仏と言われる仏様の智恵が他の仏とは比較にならないほど強いことをお経の中に「無量寿仏の威神光明は最尊第一にして諸仏の光明の及ぶこと能わざる所なり」(大無量寿経)(阿弥陀仏のお力は、大宇宙の仏の中で最高であり、諸仏の力のとても及ばぬ、ずば抜けたものである)

「諸仏の中の王なり、光明の中の極尊なり」(大阿弥陀経)(阿弥陀仏は、十方世界の諸仏の王である。そのお力は、群を抜いて勝れたものである)などと説かれています。

インド人はこの白毫相にあやかっての事だと思われますが男性は「ティーカ」女性は「ビンディ」の赤色の印を額に付けています。

真似をして付けてみた処、友人が、そろそろ脳病院いきかと二人して大笑いしました。