ユーロ/ドル<EUR=> 1.3287 1.3229
ドル/円<JPY=> 84.550 84.200
ユーロ/円<EURJPY=> 112.33 111.37
19日終値 前営業日終値
株 FT100 5961.59(+25.69) 5935.90
クセトラDAX 7668.50(+14.92) 7653.58
金 現物午後値決め 1665.00 1694.00
(カッコ内は先物が欧州市場の前営業日終値比、現物が前営業日終盤)
先物
3カ月物ユーロ(3月限) 99.83 (‐0.01) <FEIH3>
独連邦債2年物(3月限) 110.78 (+0.00) <FGBSH3><0#FGBS:>
独連邦債5年物(3月限) 127.14 (‐0.04) <FGBMH3><0#FGBM:>
独連邦債10年物(3月限) 144.15 (‐0.26) <FGBLH3><0#FGBL:>
独連邦債30年物(3月限) 133.46 (‐0.50) <FGBXH3><0#FGBX:>
現物利回り
独連邦債2年物 -0.004 (0.002) <DE2YT=TWEB><0#DE2YT=TWEB>
独連邦債5年物 0.393 (0.389) <DE5YT=TWEB><0#DE5YT=TWEB>
独連邦債10年物 1.429 (1.411) <DE10YT=TWEB><0#DE10YT=TWEB>
独連邦債30年物 2.314 (2.295) <DE30YT=TWEB><0#DE30YT=TWEB>
<為替> ユーロが上昇。対円で16カ月ぶり高値、対ドルでは8カ月半ぶりの高値をつけている。
12月のIFO独業況指数が予想以上に上昇し、5カ月ぶりの高水準になったほか、ギリシャをめぐる楽観的な見方が高まっていることが、ユーロを押し上げている。
円は対ドルでも約1年半ぶりの安値をつけている。日銀が19─20日の金融政策決定会合で、追加緩和に踏み切るとの観測が強い。
<株式> ロンドン株式市場は、米「財政の崖」の回避に向け合意が得られるとの期待から、続伸して終了した。
FT100種総合株価指数<.FTSE>終値は25.69ポイント(0.43%)高の5961.59。一時は取引時間中で9カ月ぶりの高値となる5977.82まで上昇したものの、上値での抵抗が強く、この日の取引では節目となる6000台乗せは阻まれた。
ただ市場では、財政の崖が回避されれば年末に向け株価は上昇し、FT100種指数は2011年7月以来初めて6000台に乗せる可能性があるとの見方も出ている。
マーチャント・セキュリティーズの機関投資家担当トレーダー、マックス・バスコンベ氏は、「売りを出そうとしている向きはいない」とし、「米国が崖から転落することはない。転落した場合、誰もが損失を被ることになる」と述べた。
チャールズ・スタンレーのテクニカル・アナリスト、ビル・マクナマラ氏も、「FT100種指数が年内に6000台に乗せることは大いにあり得る」とし、「財政の崖回避に向けた合意の内容がそれほど素晴らしいものではなかったとしても、合意されれば、同指数は6100まで上昇する可能性もある」と述べた。
この日は、スイスの金融大手UBS<UBSN.VX>が、LIBOR(ロンドン銀行間取引金利)を含む複数の国際的な金利指標の不正操作問題をめぐり、行内不正行為があったことを認め、米・英・スイス当局に罰金15億ドルを支払うと発表。
これを受け安心感が広がったことで銀行株に買いが入り、銀行株指数<.FTNMX8350>は1.8%上昇した。クレディ・スイスが欧州銀行セクターに対する投資判断を引き上げたことも買いにつながった。
ロイズ・バンキング・グループ<LLOY.L>は商いをともなって上昇、4.3%高で取引を終えた。
欧州株式市場は続伸。年明けに減税失効と歳出の自動削減開始が重なる「財政の崖」回避への期待感が強まる中、銀行株が上昇を主導した。
FTSEユーロファースト300種指数<.FTEU3>は4.70ポイント(0.41%)高の1142.13。
DJユーロSTOXX50種指数<.STOXX50E>は11.19ポイント(0.42%)高の2654.69。
銀行株<.SXEP>は1.5%高、保険株<.SXIP>は1.1%高。クレディスイスが示した強気な見方が両セクターを押し上げた。
クレディスイスは、金融株に対する見方を「ベンチマーク」から「オーバーウエート」に引き上げたほか、英ロイズ・バンキング・グループ<LLOY.L>が競合他社に比べ割安感が極めて強いとの見方を示した。ロイズは4.4%上昇した。
スイスUBS<UBSN.VX>はほぼ変わらず。UBSはこの日、LIBOR(ロンドン銀行間取引金利)を含む国際的な金利指標の不正操作問題をめぐり、行内で不正行為があったことを認め、米・英・スイス当局に罰金15億ドルを支払うと発表。ただ、市場は反応薄だった。アナリストは、罰金が投資家の同社に対する見方を変えるには至らないとの認識を示している。
ドイツ銀は、世界の景気回復を手がかりに、セメント株が2013年に堅調に推移する可能性があると予想し、ハイデルベルク・セメント<HEIG.DE>、ブッジ・ユニセム<BZU.MI>、ラファルジュ<LAFP.PA>を「買い推奨」銘柄とした。
これを受け、ハイデルベルクは4.9%、ブッジは6.6%、ラファルジュは3%それぞれ上昇した。
<ユーロ圏債券> ギリシャ国債が大幅高となった。格付け会社スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)による格上げに加え、欧州中央銀行(ECB)がギリシャ国債を流動性供給オペの適格担保として再び認めたことが追い風となった。
予想を上回る独経済指標や米与野党の「財政の崖」協議をめぐる楽観的な見方も、周辺国国債を支援した。
ギリシャの2023年償還債利回りは1.5ポイント低下の11.357%と、3月の債務再編以降の最低水準をつけた。
利回り水準は現在、ギリシャのユーロ離脱懸念が高まっていた6月初旬のおよそ3分の1程度に低下している。
メリオン・ストックブローカーズの首席エコノミスト、アラン・マックエイド氏は、ギリシャがユーロを離脱する可能性は低下したとし、「ユーロ圏は緩やかながらも、分裂回避がより明確な方向へと向かっている」と述べた。
その上で「ユーロ防衛にECBはあらゆる手段を講じるとしたドラギ総裁の発言も踏まえ、ユーロ分裂はないとの見方が高まっているようだ」としている。
ギリシャのユーロ離脱懸念後退や着実な財政再建努力が支援材料となり、ポルトガル国債も買われた。
ポルトガル10年債利回りは13ベーシスポイント(bp)低下の6.90%と、2011年2月以降初めて7%の水準を割り込んだ。年初は17%の水準を上回っていた。
スペイン10年債利回りは6bp低下の5.27%、イタリア10年債は7bp低下の4.39%となった。
一方、独連邦債先物はこの日も弱含み、20ティック安の144.21。
同日発表されたIFO独業況指数が上昇し、先行きの見通しを示す期待指数の上昇幅も2010年6月以来で最大となったことで、安全資産としての投資妙味が薄れた。
また米財政再建協議で、オバマ大統領が増税対象の年収水準を40万ドル以上とする譲歩案を示し合意への期待が高まっていることも、独連邦債には重しとなった。
ただ、リスク選好の復活が鮮明となる中でも、独連邦債が大きく売られる公算は小さいとみられている。
[東京 20日 ロイター]
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