町田の一風堂でラーメン食べてから外で一服していたら道の反対側で側溝の蓋の隙間になにかを差し込んでホジホジしている人の姿が。
しばらくホジホジしてから立ち上がり、またしゃがみこんでホジホジ。

おそらく諦められない大切なものとかなんだろうな~と思いながら近場に何か道具になりそうなものがないか見てみる。
まぁそんな漫画みたいな展開…あった。
細長くてけっこうしっかりとした棒。
おまけに先端もフックのように曲がってる。

ここまで条件揃ったら見捨てるわけいかないわな。

声をかけて棒を渡す。
で、その女性は今まで使っていた妙な板状のものとの二刀流で挑む。
それを携帯のライトで照らす俺。
笑える。

でも全然とれそうにない。
出来れば自力が一番なんだがしゃーない。
選手交替。
で、棒と変なので挑もうとした瞬間女性から「それとどかないんです~」と。
突っ込む前に笑っちまった。

よくよく見ると落とし物は手紙。

それなら、と思い穴をホジホジしながら「何かテープみたいのがあればいけるかも」と言うと、近くのフレッシュネスバーガーの店員さんに事情を説明して持ってきたものは……セロテープ!(細切れ)

粘着弱っ!て思いながらもその頑張ってる感たっぷりな顔みたらなんも言えないよね。

とりあえず棒の先端に最大限設置面積大きくなるようにくっつけてチャレンジ。


……
………
取って取って!と1発クリア。

ありがとうございます~とものすごく嬉しそう。
てか泣いてる。
「大切な手紙だったんですよ~」と。

うん、わかってた。
その諦めきれなくて何度も挑んで失敗してまた挑んで。
その後ろ姿に見え隠れする思いが腰の重い俺を動かしたんだから。

「いい大人なのに~、しっかりしなくちゃダメですよね。なんか情けなくて」とポロポロ泣く女性。
確かにこんなアニメよろしくの光景をそうそう目の当たりにすることはないけど、手元に戻ってきたから万事OKでしょ。

ちゃんとバッグにしまっておきなよ?と声をかけてその場を去りました。



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もう何ヵ月ドラム叩いてないんだろう。
その間に和太鼓に誘われたりしたけど今更変えようと思わんし。

仕事の繁忙期の終わりがまったくみえないのと右腕ぶっ壊れたせいでまともにスティック振れない。
そんなこんなでジムにもろくに行けずでストレス値がぐんぐん上がってとまらない。

はやく仕事落ち着け~



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今日、仕事の帰り際同僚にぶちギレた。

おそらく今までで一番のきれっぷり。

その同僚、同じ担当場所の相方。
といってもやむなく引き取っただけなんだけど。
色んな場所をクビになって最終的に辿り着いたのがうち。
でもそれがここまで尾を引くとはおもわなかった。

俺は先に仕事をあがるため、そいつに引き継ぎと今週の仕事内容の再確認をしてた。
そうしたら案の定ちぐはぐな解答の連発。
おそらく100回はゆうに教えたであろうことが未だに頭に入っていない。
悪いが付き合いきれない。
こいつのミスをフォローするために何時間割いて残業してんだかわからない。

だいたいここで言う言葉がある。
「いっぺん死んでこい」
はっきりいって最低の言葉、上っ面だけきけばね。
この言葉、ちゃんとめんどくさがらずに言うと「いっぺん死ぬ気になって(今在る自分に決別して)やり直してこいよ」となる。

こんな言葉をのべつまくなしに言うことは絶対にしない。
言うときはタイミングと人を選んで言う。

で、この言葉を言った直後にそいつは「自殺も考えました!」と。

その瞬間俺のなかの何かが切れてとまらなくなった。

自殺?
死ぬ?
ふざけんな。
お前は本当に死ぬ思いをしたことがあるのか?
自分のすぐ手の届くところにまで死が迫ってきたことがあるのか?
本当の絶望に恐怖したことがあるのか?
そして今日を生きられずに生を失ってしまった人をどれだけ目の当たりにしてきた?
軽々しく自ら命を断つなんて言ってんじゃねえよ。
大した努力もせずに自分が変わらないからってアホなこと言うな。
本当の努力てのは寸暇を惜しんでやるもんだよ。
日々のやることの中に強引にねじ込んで出来るようになるまでやるんだから。
休憩時間、家に帰ってからの僅かな合間、寝る時間を削ったり。
その不断の努力を継続してはじめて身につくもの。
それをやりもしないで努力してるだの自殺だのふざけんな。

一気に込み上げた感情は抑えがきかず、気付けばそいつの胸ぐら掴んで顔面に拳を叩きこんでた。
そしてついてでた言葉が確かこんなん。
「そんなに自殺してーんならその前に死ぬ恐怖を俺が味あわせてやるからそっから考えろ!ろくでもないこと考えて口走ってる暇があるんならもっと必死こいて生きる努力しやがれ!」

三十代半ばに差し掛かろうとしてる人生ではじめて知った俺のなかの許せない言葉。
「自殺」
その行為に及んでしまった人の中にはそこに至るまでの壮絶な経緯を経た人もいるから一概にどうとはいえないけど、普通の道しか辿ってない人間が口にしていい言葉ではない。

ガキの頃から常に自分の近くに「死」があったからこそその恐怖と「生」の大切さを強く認識出来るようになった。

たまに軽々しく死ねなんて言ったら駄目だよ、と諭される事もあるけどその言葉と意味を軽く考えた事なんてない。

無念の内に亡くなった人と遺されたその家族も間近でみてきてる。
目をそらしたら駄目だと言い聞かせて目を背けたくなるものにも対面してる。
それが今こうして生きている生かさせてもらっている自分のすべき事だとおもっているから。

人は人の中でしか磨かれていかないんだ。
だから人の輪の中に飛び込んで自分を練り上げていくしかない。
それでも足りないから俺は本を読む。
体験することじゃないから薄いと言われれば否定出来ないけど、それでも自分の中に確りと残るもんがある。
そうすることでしかこのちっぽけで短い人生で得られるものを補う事が出来ないから。

こんなに不快なのは久しぶり。




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