MtF性別適合手術(2) | 中年MtFトランスジェンダーの記録

中年MtFトランスジェンダーの記録

50代半ばのMtFトランスジェンダーの記録です。

山梨大学医学部附属病院でMtFの性別適合手術を受けるために入院した1日目の記録です。

私は2023年8月23日に性別適合手術の申し込みをしました。そのとき調べたら、入院当日、東京から行くには新宿を6時前に出てJRで行かなければならなかった記憶なのですが、山梨大学医学部附属病院の入院受付時刻が変わったようで、バスタ新宿7:45発の京王高速バス 新宿~身延・南アルプス市八田線に乗り、山梨大学附属病院入口で降りたら入院受付時刻にちょうど着けました(2024年2月時点。バスダイヤと入院受付時刻により変わる可能性があります。)

まず、③入退院受付へ。今日、行くべきところを教えてもらいます。
最初は外来診療棟2階の麻酔科へ。性別適合手術で用いられる全身麻酔の説明を受けて同意書にサインしました。

その後、西病棟へ。西病棟は2020年9月に利用開始して、2024年2月時点で3年5ヶ月使用している新しい病棟です。看護師さんから入院の説明を受け、身長体重測定、シャワールーム、洗濯室、洗髪室、デイルームなどのフロア案内、手術同意書、その他書類、持参した薬を提出しました。

病室で荷解きしていると昼食が配膳されました。

昼食のあとはいくつかの係の方が入れ代わり立ち代わり病室に来ました。

薬剤師さんは投与を予定している薬の説明に、
術後疼痛管理チームの看護師さんはPCA(自己調節鎮痛法)の説明に、
極めて稀だが輸血する可能性があるので説明の人が来て、輸血同意書を作成。

病棟に来たとき病衣を渡されていたので、そろそろ着替えなければと思い、夕方、シャワーを浴びて私服から病衣に着替えました。

18時に通常の食事が配膳されました。

夕食後に、手術を担当するメンバー4名がご挨拶に来ました。それまでいろいろな係の人が1人ずつ来ていたので、ベッドのカーテンの左右から2名ずつ「こんばんは!」と首を出てきたときはビックリしました。

病棟の廊下の電気は21時消灯、6時点灯。

ということで、私の入院1日目は終わりました。
これは祝日の関係による変則パターンで、私が通常の入院手術スケジュールより3日前倒しで入院しているからです。山梨大学の性別適合手術の通常の入院手術スケジュールは月曜入院、火曜手術なので入院1日目に剃毛したり、21時に下剤を飲んだり、私よりずっと慌ただしそうです。

私の場合、入院2日目、3日目、4日目はほとんど何もイベントがありません。4日目は手術前日になるので先述の剃毛をして、下剤を飲みます。食事は朝から栄養剤だけです。したがって入院2日目、3日目、4日目の様子は割愛しますが、3日目のお昼ご飯までの写真を載せておきます。