夢幻の八木です。
バンっっっ!
8月2日(金)のライヴ「緊急襲壊2」西川口Hearts無事に演奏して来ました!
ということで、恒例の「演奏後記」です。
ことの始まりは7月も中ごろ・・・ライヴハウスにアポを取る。「こういう音楽をやっているのですが、いかかでしょうか?」という一種の営業だ。多くの場合、僕の音楽性や形態を確認すると「ウチではちょっと・・・」という話になり上手くいかないもんなのだが、それはまだ良い方で、ひと月経っても返信すらくれないところも多くある。まぁ、日頃の業務で忙しいんだろうね。
そんな中、この「西川口Hearts」の担当氏はメールの送信から1時間後(!)に電話をくれた。こんな事態は初めてなので、大変驚いた。(中略)そこからの電話越しのやり取りでこの8月2日のライヴが決まった・・・っ、2週間後か!!
で、迎えた当日。今回は新たな試みとして、こんなのを用意してました。
スケッチブックで・・・
こう!
名前を掲示したり、演奏中の曲のタイトルを掲示したり、曲紹介の際に活用したり・・・ラジバンダリ
その効果のほどは見た人にしか分からない事だけれど、「曲名を覚えてもらう」という目的においては、一定の効果はあったのだと思う。音だけでは伝わらないイメージを提示することもできたしね。
肝心の演奏は・・・本番前にウォームアップという名の「精神統一」をできたおかげで、とても良い演奏が出来たと思う。当然ミスもあったけれど、曲を壊すほどの「失敗」では無かったので、「この曲に込めた思いを届ける」という意味では「良いライヴ」になったと思う。
写真は無し!
動画も無し!
(無い無いばっかでキリがない 現状はこんなで・・・)
また、対バン相手に恵まれた回でもありました。一組ごとに詳しく書いていくとかなり長くなるので簡単に書くと・・・「わぉ!弾き語りスタイルのブルースもかっちょええなぁ!ブルースの常套句をなぞる事しかしないくせに『オレはブルースを極めた!』なんて言ってるヤツらに聞かせてやりたいわぁ。」なんて思ったり、なんだか「こんなかっこいいバンドをやりたいと思っていた時代があったなぁ・・・(20世紀の話)」なんて懐かしい思いになったり、「このバンドのカッコ良さは・・・僕には分からない。」なんて思ったり、「このフランス人イカレてる!弦切れてるのに、切れてないことにしてる!バカカッコイイ!」なんて思わされたり・・・と、気付けばしっかり楽しんでいる自分がいるのでした。
み~~んなオリジナル曲をやっていたのも良かったですね。近年はカバーバンドとの共演ばかりでしたのでね(それも悪くないけど、そればかりだとね)。
あ、これは嬉しかったので書いちゃう!フランスから来ていたYASS BODYのベースの人(ゴメン、名前聞きそびれた・・・)が、顔を合わせるたびに「あめいじんぐ ぷれいやー」と声をかけてくれたのがとても印象的だった。ちゃんと「聞いた人には届いているのだなぁ」と実感できる貴重な体験でした。
今回お邪魔した西川口Heartsは始めて行ったところなので、ハコの印象も少し書く。
まず天井の高さが十分にあるので「こぶしを突き上げたら天井に穴が開いた!」ということにはならない。間口もしっかりとあるので、5人組のバンドでもステージが狭く感じることもない。平屋なので階段は無く、バリアフリー化されているので、重い機材の搬入なんかもそれほど苦にならないのだろう。音響も余計なことはしない冷静な仕事で、出音もうまくまとまっていたと思う。総じて「良いハコ」だと思う。僕はその機会は無かったけど、フードメニューも充実しているようだったし。
ただ、JC-120は古~~~~いタイプだった。僕が大金持ちだったら新しいのを一台寄贈するのに・・・。
そんなこんなで急遽決まった今回のライヴ。『緊急襲壊』の名の通りの破壊力を・・・というほどアグレッシブではなかったけれど、見た人はみんな満足できるライヴだったのだと思う。僕もその一部になれていたのなら良いけれど・・・どうかな?
カロリーをくれ
さて、次回のライヴですが・・・例によって未定です!今回僕が放った「思い」が何処かに届いていれば、近いうちに何かご報告できることがあるかもしれません。
元気があれば何かは出来る!
んぢゃまたっ!!