K点観測

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音楽家・ギタリスト(ときどき物書き) 八木健太郎のブログです。
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いろいろ未定です。

進歩が無い八木です。

 

歩く前回からの続き的テーマです。

 念願だった「7弦マルチスケールのフレットレス」を手に入れて少々有頂天気味ではありますが、このギターに対して言いたいことが無いではない。

 今回はその点について書いていくので、できれば最後までお付き合いいただきたい。

 

雷まず、オーダー通りに仕上がっていなかった点から。

 この写真ではわかりにくいかもしれないが、ジョイント部にシムが挟まっている点。

 オーダー時に「シムを挟まずにボディ上の弦高が適正な高さになるように設計の調整をしてもらいたい」というお願いをしたのだが、しっかりとシムを挟んだ仕様で仕上がってきた。

 シムを挟まない方がネックとボディがより密着し、安定したジョイントになるだろうし、シムを挟むことがネックの「ハイ起き」という症状の原因にもなるらしいので、「シム無しで」とお願いしたのだが、分かってもらえなかったようだ。

 

ベル次。

 謎のゼロフレット仕様。元々のベースにしたモデル(フレッテド)がゼロフレット仕様だったので、それを引き継いだものではあるのだが、新規に制作されるフレットレスでこの仕様にするのは理解しがたい。まぁ、オーダー時に言及しなかった僕にも非はあるが、それにしても「言わなくてもわかるだろ?」と言ってやりたい気もする。この仕様では高さの調整もしづらいだろうし。

 それに加えて、ナット高の高さ。ちょっと計ったら約1mmある。これは高すぎるだろう?フレットレス製作の経験が少ないというのもあるのかもしれないが、フレッテドのギターで「ナットと1フレットの高さの差が1mmある」となったら異常なのは製作の経験のある人ならすぐに気が付くだろう。

 

次っショボーン

 ヘッドピース(ヘッド部の弦を止めておくパーツをこう呼んでいるが正式には何と呼べばいいのだろうか?)やブリッヂの取り付け不良。

 ヘッドピースは弦に対して真っ直ぐではなく、ブリッヂも後方がやや浮いているようだ。

 

 これらに限らず、写真は無いがストラップピンやジャックプレートの取り付けネジもやや緩んだ状態で届いた。

 こういう点は「締めればよい」という問題ではあるのだが、こんなにも緩んでいる箇所が多いと、どうしても「やっつけ仕事」の印象がぬぐえない。

 

 それと、これも写真が無いが、指板面の仕上げがどうにも精度が低い。フレットラインが指板面に対して均一でなく、凹んでいたり一部は出っ張っていたりする。ここだけはしっかり仕上げてほしかった。

 

びっくり炎札束

 これらの問題を解決するために、自力で直せるところも無くは無いのだが、今後長く使うことを考えると、やっぱり「プロの手による手直し」が必要になる。

 まぁ、少々の手直しが要ることは覚悟してのオーダーだったのだが、今回は僕の手に余る状態なので、尻拭いをさせるようで申し訳ないのだが、どこかリペアに出して「僕が本来望んだ状態」に持って行ってもらおうと思っている。

 

では

「ギターファクトリーは信頼できない」

のか?

 それは少し違う。良いデザインのギターあるし、高い精度で仕上げられる機械もある(実際機械で加工している部分は高価格のギターと変わらぬ品質だと思う)。

 ただ、それをまとめ上げる「人間」がいないようだ。低価格の製品だから・・・で済ませられる時代では無いと思うので、この辺はもっと努力してほしいところ。

 

 それらを踏まえて「手直しが必要である」ということを理解した上でオーダーするなら、ギターファクトリーは悪くない選択肢だと思う。

 

ハリネズミオカメインコやぎ座

 さて、このギターを長く使っていくために、どこにリペアをお願いしようか・・・。

 もちろんフレットレスの扱いに慣れていることも大事だが、将来的にはサスティニアックの搭載も考えているので、その辺も併せて調査をしていきたいところ。

 お薦めの工房等ありましたら、こっそり教えてもらえると助かります。自薦他薦問いませんので。

 

ギター飛び出すハート

 それにしても・・・納得のいく一本を手に入れるのは、なかなか大変だなぁ。

 

んぢゃまたバイバイ