2024 4/6 土 曇り
この日は曇りで夜は雨という天気のためか、奥多摩駅発東日原行のバスは空いていて全部で5名。4名は川乗橋下車。終点の東日原でおりたのは自分だけ。このときの気温は11度。
ひと停留ぶん歩き、中日原から通行止めの札を横目に鷹ノ巣山登山道にむかって下り、巳の戸橋をわたる。登り返し地点に再び、ロープがはられ同じような警告文がつけられているが、お目当てはネズミザス尾根なので、左手の河原におりる。向かいが取付きで、飛び石をみつけ、なんとか水没せずに渡渉した。
(渡渉して正面のネズミザス尾根に取付く)
登り始めにすぐ岩がでてくる。そこが結局この尾根一番の難所だった。右手から巻けないかと思ったが、無理そうだったので直登。傾斜があり、立ち木が少なかったがなんとか超えた。
(ネズミザス尾根の最初で最後の難所。ここは直登する)
739標高点。背後、ガスの切れ目からときどき稲村岩が見える。
(739標高点)
尾根は広くなり徐々に傾斜も増してくる。左寄りにはっきりした杣道がでてきて標高点以来最初のゆるみ。920m付近か。
(920m付近か)
直線的な登りをこなし、いつしか茫洋とした広い尾根をのぼる。ゆるむと少し尾根細くなり、左に折れる感覚。1070m付近か。徐々に左手カラ沢尾根らしきが近づいてくる。
1260のゆるみを経て、1350付近でカラ沢尾根が左手から合流。付近の足元には赤と黒のプラスチック杭が並んでいたので、これが目印になる。
(カラ沢尾根との合流点。足元に赤と黒のプラスチック杭が並んでいる)
そこから上部ではときどき、赤杭と石柱が見られた。
少し上のゆるみで小休止。右手ガスの切れ間から、ヒルメシクイのタワが見えた。
登山道への最後の接続尾根は地形図で見るよりも細く、両側が落ちているため、高度感をおぼるもので、最後ぐっとのぼって石尾根に接続。尾根のすぐ下が登山道。
ちなみに接続地点にはロープが渡してあって、逆コースから安易にネズミザス尾根に立ち入らないようにしていた。
(尾根に上がる)
(ネズミザス尾根に下らないようロープが渡してある)
西側の登山道に下り、ゆるくのぼり、城山。
(城山)
城山からは六つ石山経由で、登山道を奥多摩駅まで下った。
●コースタイム(除休憩時間)ネズミザス尾根取付き(2h)石尾根合流点;以降一般道のため省略