2026 7/31 金 小雨のち曇りのち小雨
この日はもともと曇りの予報で、宿を出発する時は雨は降っていなかったが、車を運転中に振り出し、ときどき強くなった
りもして、嫌な感じでむかっていた。
ナビは、岩木山神社にセットしたが、岩木山神社の駐車場は、長時間は停められず、登山者用のもう少し広い百沢駐車場がそこから70mほど先の左手にあるため、最終的にはそこを目指すことにした。
なお、百沢駐車場にはトイレがないとのことだったので、岩木山神社の駐車場のトイレによってから、少し先の百沢駐車場へいって停めた。到着時雨はまだ降っていた。
(百沢駐車場 写真奥が岩木山神社方面。駐車場は奥からきて左折する感じ)

車の脇で登山靴に履き替えたりと出発の準備をしていると、駐車場にいた先客2名のうち、1名が岩木山神社に向かって歩き始めようとしたので、岩木山神社を経由する道は、現在通れない旨の事前情報をつたえたところ、知らなかった様子だったが、一応見に行ってみるとのことで神社の方に向かって行った。
自分は、事前情報に従い、駐車場から岩木山神社とは反対方向へ歩き出し、案内にあった迂回ルートをめざす。
車道をたどり、アソベの森分岐から右手の道にはいり、舗装道をゆるくのぼる。
(岩木山神社を経由しない場合の分岐。ここを右(「アソベの森」方面に入る))

やがて右手に、神社を通る登山道は現在とおれないとの案内がでてきて、道を挟んだ左手に登山口。やはり情報は正しかった。このう回路自体は大した遠回りではなく感覚的には5分~10分ぐらい余計にかかった程度で済んだ。
(登山口)

(百沢コース案内)

(岩木山神社方面は通行止めの案内)

ここから登りにはいる。ちなみに、前回登ったのが2000年だったので26年ぶりの岩木山となる。途中の景色はほぼ記憶にないが、このあたりはなんとなく覚えている。両側、整備された芝生のようなゆるやかな斜面に道がつけられ、そこをのぼる。
帰りに気づいたのだが、途中左手にでてくる建物にはトイレがあった。確認しなかったが、外観からは手入れがされているように思えたので使えそうだった。
やがてスキー場の関係の建物の下をくぐりぬけると、前方にスキーゲレンデが広がる。最初そのゲレンデを詰めるのかと思ったが、すぐにコースはゲレンデをはなれ左手の林の中につづいていく。登山道の案内がある。
(スキー場のゲレンデ)




林の中に入ると少し登った後、いったん下り短く急な登り返しがあるがその他は基本的になだらかな登りで、展望のない同じような景色が続く中黙々とのぼる。小雨が続いているが林の中にはいるとそこまで濡れない。
ちなみに、歩き出しの際、雨具をつけるか悩んだが、蒸し暑さがあったので、つけないでおいた。
やがて、最初の休憩に適当な場所、実際は休まなかったが、カラスの休場という標柱が立つ場所にでた。
(カラスの休場)

その先で、しばらく上ると姥石。あたりは少し平らになっていて、右手に大きな岩がある。ここで最初の小休止。
このあたりで、小雨はやみ、ときどき薄日もさすようになった。陽が指すようになったのが関係するのか、蝉が鳴き始めた。
(姥石)

なお、白神岳のときと同様、熊鈴はしっかり打ち鳴らしながら歩いていた。その先も同じような林の中、ゆるやかな道が続く。ところどころ花が目に付きはじめる。最初に目についたのが紫の花。ウツボ草かなと思ったが、違うかも。
(道端の花:ウツボ草?)

なだらかになったと思うとその先で沢に出会う。前回上部で沢沿いを歩いた記憶があったので、はじめその沢に入り、のぼってしまったが、様子がおかしいことにきづき、引き返す。
(2422 間違って入った沢。すぐに引き返す)

あたりをよく見ると沢をまたいだ先に道があり、そちらに進むと割とすぐに焼止りヒュッテ。

(焼止りヒュッテ)

(2426 内部)

前回中をのぞいた記憶がないが、今回中をのぞいてみる。二段ベットがあった。ここで2度目の小休止。ここに来るまでにところどころ、草が繁茂して濡れていたので、汗とつゆではやくも全身ぬれねずみ状態。
焼止りヒュッテから先で、焼け沢沿いにでると、谷状を詰めるかたちで登りがはじまる。


ここからは沢身を短いが歩いたり、沢身ではなくても水が多少流れ、濡れている大岩の上を歩くことも少なくない、結構いやらしいルート。下りには余り取りたくないルートだ。


(右下の岩に消えかけた矢印がみえる)

途中一か所、左から巻き上がり、短く岩の上をくだる所があるが、右手が切れ落ちているので、その岩の上で足を滑らせたらおわり。ここはフィックスロープか鎖がほしいところ。
また、岩につけられたペンキマークがだいぶ消えかけているので、途中ルートが分かりにくいところもあり、実際帰路で、下っていた時に左岸にルートがつけられているところ、右岸をのぼってきた登山者がいたので、正しいルートはこちらだと知らせたことがあった。そのとき話をするとその登山者はこのルートは思いのほか厳しいので、帰りは反対側のリフトを使って下ることにすると言っていた。



高度を上げるとミチノクコザクラらしき、ピンク色のかわいらしい花が咲いていた。
(ミチノクコザクラ)

ハクサンチドリが見られたのもよかった。ほか名前が分からない白色の花。
(ハクサンチドリ)



銀丈清水の標柱が立つところが水場で、往路では気づかなかったが、沢にパイプが押してありそこから水が流れていた。
(銀丈清水:水場)

その先から水がほぼなくなり、滑りやすさ、歩きにくさが、そこからは軽減され少しほっとした。

谷型の上部にあがってきて、鞍部らしきが近づいてくると、ときどきガスが薄れ、右手の大きな山(山頂方面)のシルエットが時折見られた。

いったん鞍部状に上がると、右手に種まき苗代の標柱を見る。この辺りで再びガスが深くなった。
(種まき苗代)


前回この辺り、悪天により視界が悪く正しい行く手が分からず、地図をなんども見直したことを思い出した。
このときもガスが深くなったので、一瞬どっちに行けばよいのかなと思ったが少しガスが晴れると、一段低くなったところの池の縁を巻くような踏み跡が見え、その先のもう一段上の方にむかってルートが伸びているのも確認できた。
その踏み跡どおり、池のほとりを回り込み、もう一段の登りで、ようやく反対側のリフトから登ってくるコースと合流。その場所に、あの懐かしの鳳鳴ヒュッテが現れた。
(近づく鞍部と鳳鳴ヒュッテ。鞍部の反対側にくだるとリフトがある)

(鳳鳴ヒュッテ)


26年ぶりだが、記憶にある通り、こちらも二段ベットがある。前回ここに到着した時点で天候は大荒れで、このベットで泊まる覚悟をしていたが、あとから来た登山者が車に乗せてくれるというので、がんばって強風・強雨の中山頂ピストン。まってくれていたその登山者と合流し、リフト側で八合目までくだり、車にのせてもらって無事下山したのだ。
(鳳鳴ヒュッテ内部)

さて、小休止の後、いよいよ山頂へ最後の登り。前回雨の中だったが、今回は曇り。
岩が多い道を登る。右降りという案内があったので、登りと下りでルートを分けているようだ、途中不明瞭な場所もあったが、なるべくそれに沿うようにして登った。
(山頂へ向かう)

ひと登りの感覚でいたが、実際は一度緩みがあり、それを挟んで再度登る。
(ゆるみを挟む)

途中でガスが流れることがあり、振り返るとリフト乗り場が一瞬見えた。また雲の上にでるような感じもあった。

(リフト乗り場を拡大撮影)


三角のモニュメントがある山頂に到着。前回雨風の中で、なんだかぼんやりとかすむような、おそらく眼鏡に水滴がつき余りよく見えていなかったのだろう、そんな記憶がある。雨こそふっていないが、全体的にガス多く、残念ながら展望はほとんどない。
(岩木山の山頂のモニュメント)

(三角点)

(バイオトイレ)

(社務所かと思ったら、避難小屋だそう。26年前もそうだったか?)

山頂をぐるっとまわる。やはり岩が多い。一角に社務所のような建物があり、その隣に小屋のようなものがあったので、覗いてみるとなんとバイオトイレだった。26年前はなかったはず。
(追記:後でしらべると社務所のような建物は避難小屋とあった。)
ちなみに歩き始めの気温は20度。山頂では17度で、先述通り全身汗と露でびっしょりなところ、ときどき風がふきつけてきて、じっとしていると寒くなったので、山頂を辞す。
下っている途中でリフト側から来たと思しき3名と連れ違う。ちなみに往路では、焼止りヒュッテと銀杖清水のあいだで早々に下ってきたトレラン風の単独男性とすれちがっただけだった。
(山頂から下る)


(リフト乗り場を拡大撮影)

(鳳鳴ヒュッテの赤い屋根がみえる)

鳳鳴ヒュッテでもう一度短く休憩後、嫌な下りに入る。
銀杖清水までは水がほぼない、もしくは少ないので、然程問題ない。
(下り)

(銀杖清水の水場)

銀杖清水から焼止りヒュッテまで、すなわち焼止り沢に沿っての下りが要注意。
途中で先述のとおり、ルートを間違えていた登山者とすれ違う。


沢の下部では水が少なくなり、少なくなるとそのまま踏み跡は谷型を離れ右手にトラバース。なだらかな道をすすみ、往路で誤ってはいった沢をまたぎ、右手にまわりこむと焼止りヒュッテ。
(焼沢から抜けるポイント。この先右に尾根を巻いて小沢を渡ると焼止りヒュッテ)

この先はもはや、水も岩も少なく何も不安はないが、土が滑りやすくなっているところがあり、一度尻餅をついてしまった。
(姥石)

(カラスの休場)

(振り返って撮影)

スキー場に合流し、たんたんと下り、登山口に出た。そこからは往路の巻道(車道歩き)を戻る。
駐車場が近くなってきたところで、また、小雨が降り始めた。

(トイレの模様。使用できるかどうかは未確認)

百沢駐車場に最も近いハッピー温泉によって汗を流してから、宿にむかって車を走らせた。








