2023 1/28 土 晴れ
舟子尾根を登り戸倉三山近辺を時計回りに歩いた。戸倉三山は西から東に進む逆コースしか歩いたことがなかったので、多少の新鮮さを期待。
武蔵五日市駅から、沢渡橋まで歩き、沢渡橋バス停の手前で、左手に分岐する道に入り、支流にかかる橋をわたる。渡ったところで、左右に分かれるが、そこを左に進む。分岐には古い案内「刈寄山登山口まで徒歩30分」がある。また左に入ると「ホタル通り」の案内があった。ホタルが見られるのかな。
(ここを左に折れ林道刈寄線に入る)
(ホタル通りというようだ)
舗装道を進む。右にゆるくカーブし、終わったあたりで、左手に再度支流にかかる橋があり道が分岐する。ここがお目当てのルートで、ゲートがあり、通行止めの案内。また、坂戸林道起点の案内もあった。更に巡視路を示す案内も。
(ここを左に折れ、林道坂沢線に入る)
(橋をわたってすぐ右手から取付く)
橋を渡ったあたり、右手に下りてくる尾根が舟子尾根の末端で、目指す取付き。そういえばその尾根には鉄塔があったので、その地点から巡視路があるかと思ったが、それはなかった。もう少し先かもとも思ったが、とりあえず、その地点から山に入る。
若干やぶ気味だが、すぐに鹿道が右寄りにあらわれたので、利用しつつ適当に高度をあげるとやがて尾根らしくなった。
ゆるんでくると、左手から踏み跡とマーキングが上がってきて合流。そのルートが巡視路のルートなのか。やはり取付きのもう少し先をいくと巡視路の入口があったかも。
緩やかに登って鉄塔をいちど超える。その先ゆるくのぼって到達した小ピークに山の神。
(鉄塔)
(山の神)
下って登り返す左手あたりに再び大きな鉄塔があった。だらだら登る。いったんゆるんだ辺り左手からぐっと尾根が広がった。ここは右寄りをキープして登る。もうひと登りで510m標高点で、現地には「愛宕山」の手書きの文字。
(510標高点愛宕山)
下ってゆるゆる進む。左手大伐採地がでてきて展望開ける。ちゃんと段も設けられていた。登っていくと作業跡があり、重機もあった。この日は休みか。紅白の大鉄塔もあった。
(大伐採地が広がる)
(大伐採地を登る)
(紅白の大鉄塔)
(小動物の足跡)
(北側の展望)
(北東を拡大撮影。スカイツリーが見える)
戸倉三山の尾根に合流。625三角点があり、「舟子オネノ頭」という手書きの板切れが転がっていた。尾根どおしに登山道があるかと思ったが、ゆるく下ったところに、巻道の分岐があったので、かつて歩いたときは、この紅白の大鉄塔が近くにある小こぶ(尾根道)は通らなかったかもしれない。
(戸倉三山の尾根に合流)
(登山道に合流。写真正面から降りてきた。登山道は降りてきた小こぶを巻いている)
ここからは登山道。少し進むと刈寄山分岐。今回刈寄山はパスし、先を進む。
鳥切場付近で、尾根道と巻道の分岐は巻道を選択し、進んでいくと、いつしか関場バス停に下る分岐が右手にでてきた。辺りの山の様子もイメージとは異なるので、地図を確認。
ここで引き返す。尾根道を進まないといけなかったかと思っていたが、途中に見落としていた分岐があった。
市道山へはvの字に急角度で折れる必要があったのだ。
(一度見落とした分岐。右の刈寄山方面から来て市道山に向かう場合、ここで急角度で折れる必要がある。ほぼ直進すると戸倉三山の登山道から外れてしまう)
このとき太陽光がまぶしく、まぶかに帽子をかぶっていたため、登山道より、少し上部に設置されていた分岐の案内を見落としたようだ。
ということで、尾根道と巻道の分岐まで戻る必要はなく、この地点で正しいルートに入れた。
市道山までは都合、五つぐらいのアップダウンがあって、なかなかたどり着かず、長く感じた。
途中の標高点二つには手製の山名表示があって、ふたつめだったか、そのあたりからその日初めて木越に富士山を見ることができた。
(栗ノ木沢ノ頭(724標高点))
(鳥屋戸(720標高点))
(和田峠への分岐)
市道山で気になっていた、谷から上がってくる地形図の破線路は確認できず。やや藪があったがこげないほどではなかったので、いつか谷から上がってみたい。
(市道山山頂)
(市道山から東の眺め。右手中央付近に見える紅白鉄塔そばの小こぶがおそらく舟子オネノ頭)
少し進んだところで、左手に笹戸に下るルートが分岐するが、橋が流出したそうで、現在通行止めになっている。流出したのは2019年のようだが、まだ修理がなされないのだろうか。
下って小こぶを越えて、だらだら登り、臼杵山。都心方面が木越にながめられた。
(臼杵山山頂)
少し下っていくと左手に元郷バス停に下るルートをわける。
その先で、小こぶらしき高まりの左を巻くとゆるい下りになるのだが、右手(南側)が大きく伐採され舟子尾根の登り上げた地点にあったと思われる巨大な紅白鉄塔も見えていた。
この日スカイツリーや、都庁なども見えていた。
その先は基本巻道がつけられていて、下り基調。途中で今度は左手(北西から北側)の展望が開けた場所があり、御前山、大岳山、その軍道にいたる尾根(鶴脚山なども)まで見えていた。
(大岳山~鶴脚山。右の鶴脚山から斜め左下に伸びる尾根は茅倉尾根)
荷田子峠で、直進は城山だが、左に折れ、10分下ると舗装道にでて、すぐにバス通りにでた。
(荷田子峠)
そこから200m程東に進んだところにある荷田子バス停から、武蔵五日市駅行のバスに乗り帰路についた。
●コースタイム(除休憩時間)
武蔵五日市(30)取付き(25)山ノ神(1h5)尾根道に合流(10)刈寄分岐(35)鳥切場分岐(1h15)市道山1030(1h)臼杵山(50)荷田子峠(10)登山口(10)荷田子バス停